【イタリア】幼稚園の男性教員、性転換をして女性教員に？園児の母親も教育委員会も、オッケー！問題ない！恋活ビューティーニュース

2012-07-07 19:00

46歳のファビオ・フランキー二さん

7月5日付けのCORRIERE DELLA SERA.itに、幼稚園の男性教員が、9月から女性教員として子供たちに接するという記事が掲載された。

イタリアのリヴォルノにある幼稚園の男性教員ファビオ・フランキー二さんは、9月からグレタという名前の女性教員になるという。

「そうなの。さなぎのように本当の私ではないアイデンティティーをずっと生きてきた後に」

と46歳のフランキー二さんは語る。Isef大学を卒業し、3度もアーティスティック・インラインスケートのチャンピオンになっているフランキー二さん。今までに小学校の臨時教員の経験があり、現在は、リヴォルノの幼稚園の教員として働く。

「性転換をすることに決めた。ピサで手術をするつもり。12年前に性別を変えたかったけど、両親は同意しなかったし、私もまだ心の準備ができていなかった。だから、本当の私ではない繭を覆って生き続けることにした」

と語る。

園児の母親たちと教育委員会の反応

女性になることを決めたフランキー二さんは、教員としての当然の義務だと思い、園児の母親らに性転換のことを語り始めた。子供の母親らがどのような反応を示すか怯えていたが、

「園児のお母さんたちは、素晴らしかった。私を助けてくれたし、人の内面を見ていて、私の心は、きれいで素晴らしいと言ってくれた」

とフランキー二さんは語る。

また、リヴォルノの教育委員会もフランキー二さんの選択に反対していないようだ。リヴォルノの教育委員会のエリーサ・アマートさんは、

「皆から評価されているこの教員の個人的な選択について何も言う必要はないわ。でも、園児たちは、とても小さい。ちゃんと理解できるといいけど」

と語る。

心理学者らによると、子供たちに問題はなく、ただ、大人が動転した反応を示した場合に、子供たちがそれに影響を受けて問題が起こる可能性があるという。

【Izumi】

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