2012-10-04 16:30

美容・ダイエット

整形大国・韓国のアゴ整形に深刻な後遺症多発!

アゴ整形の後遺症
韓国で顎の整形手術が人気上昇、深刻な後遺症も
整形大国と言われる韓国では、女性の両顎(上顎と下顎)手術が美容整形として人気上昇し、年間5000人程が手術を受けており、患者の増加と共に下顎の麻痺などの後遺症が増えていると、朝鮮日報が報じている。

記事と写真は関係ありません。

これまでの顎の整形
本来の両顎手術は、歯のかみ合わせが悪いので、食べ物を噛んだり飲み込んだりする際に困難が生じる場合や、先天的な奇形が顔にある場合、顔の両側が大きく非対称になっている場合に行われてきた。

両顎手術は上顎・下顎の一部を切り、顎の位置を整える手術だ。手術後に顔がほっそりするため美容目的で手術を受ける女性が、近年大幅に増えているという。

顎整形の後遺症とは?
顎の骨を切り取るという大手術のため、手術中の大出血(口の周囲の欠陥が裂けて出血)による死亡事故も発生。下顎の麻痺が残る人もいるという。

●受け口の女性が口腔外科で手術したところ、首の痛みを訴え口と鼻から大出血、呼吸困難で低酸素症で意識不明に陥る。

●整形外科で両顎手術後に左下唇と顎の感覚を失い、食べ物を飲み込む事が困難になり、鬱の症状も出たという。

顎整形の未來は?
専門医によると、後遺症は、経験のない非専門医が手術する病院で多発するという。後遺症を減らすために最近はレントゲンや顎骨の厚さ・幅などをミリ単位で測定できる3次元CTを導入したハイテク病院が増えているという。

顎整形は骨の成長がストップした18歳以降が良い。若すぎると術後にも骨が成長し後遺症が出る。また、健康保険が適用されない顎の整形は「金のなる整形」として両顎手術の医者が乱立し手術台も以前の約140万円から最近は半額まで下がっているという。

シャープな顎のラインが人気の昨今、顎を削りたい受け口を治したいなどの願望を持つ女性は日本でも増えている。しかし顎の手術は特にリスクが高いことを知って行動しなければならないようだ。

外部リンク

朝鮮日報
http://www.chosunonline.com
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook