2011-11-29 14:00

美容・ダイエット

睡眠の新常識 7つ

睡眠
知ってました?睡眠のこんな側面
睡眠には色々な効果があることは、ご存知の通り。最近では、睡眠不足は体重増加の原因になるともされて、良質な睡眠を求める人が急増しています。でも、まだ私たちの知らない眠りの秘密がありました。

1. インフルワクチンの効きが悪くなる
慢性的に良質の睡眠が取れていないと、免疫機能の働きが悪くなります。シカゴ大学とオハイオ大学の共同研究では、インフルエンザのワクチンを接種したときの、免疫のつき方に差が出るという報告があげられました。

2. 心臓からこころまで
睡眠不足は男性に比べて女性のほうが、心臓血管関連の病気にかかるリスクが高いそうです。そのうえ、うつなど心の健康にも悪影響をもたらすといわれています。

3. 夜勤に関する調査
夜勤がある人を対象に調査すると、乳がんにかかる率が、夜勤がない人に比べて高いそうです。この現象は、メラトニンという物質の抑制に関係があるといわれています。この物質は他のがんにも関連してあげられることの多いものです。交代勤務も、生態リズムを狂わせるので、夜勤や変則シフトでお仕事をしている人は、特に健康に気をつける必要があります。

4. 認知症…?
睡眠不足で能率が悪くなったり、ぼんやりしたりすることは、誰でも経験があると思いますが、睡眠時の無呼吸など呼吸系のトラブルは、女性では特に認知症にかかるリスクを高めるそうです。低酸素しょうが脳の働きを低下させてしまうのです。

5. 事故や病気
アメリカの調査では、サマータイムに切り替えた月曜日は交通事故が17%、心臓発作が5%多いと英国の学会が報告しています。夜の時間が一時間短くなるので多くの人が1時間睡眠時間が足りなくなっていることと関連があるとされています。

6. 一緒に寝ると寝不足に…
パートナーと一つのベッドで寝ているカップルの場合、一人は平均49分睡眠時間が短くなるそうです。相手の寝相、テレビの音、心地よいと感じる室温の差などが原因とも。

7. 睡眠薬に頼るだけでは…
不眠を訴える人の多くが、医師に相談して、睡眠薬を処方してもらいます。けれども、医学教育が睡眠について教育を施す期間はさほど長くもなく、また、睡眠不足の多くは生活暦や悩みについて、詳細に情報を得ないと解決できないので、こういった意味で、根本的に睡眠不足を治療できる医師は少ないのです。睡眠薬の処方を受けたからといって、自分の睡眠の質が原因から改善されるわけではないことを、しっかり理解しておきましょう。

睡眠の重要さを、再認識した方も多いのではないでしょうか。睡眠不足は翌日だけでなく、私たちの一生に影響するのですね。


外部リンク

Fitness Magagine ; 7 Shocking Facts About Sleep
http://www.fitnessmagazine.com/health/sleep-deprivation-facts/
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