2011-12-16 18:00

美容・ダイエット

毎日シャンプーはNG 他には?

こんなにあった、ヘアケアの間違い常識
「毎日シャンプーを使うのは髪のためによくない」というのは、このところ浸透してきたヘアケアの新常識。それまでは、長い間毎日シャンプーの香り…が、女子力アップの入門であるとされてきました。ところが調べてみると、髪についてのナンセンス、まだまだたくさんあったのです。

オリーブオイルとマヨネーズ 万能選手降格
万能コンディショナーとして有名になっていたキッチンレメディの代表、オリーブオイルとマヨネーズ。確かに効果がないわけではありませんが、万能の一言はあてはまりません。髪の毛が少ない人、こしがないひとがこれを使うとべったりとした印象に。使うのであれば、毛先中心に。しかも塗ってから30分以上おかないと十分な効果が得られません。

ブランドは定期的に変えるべし 効果の出方は変わりません
ヘアケアブランドは、定期的に変えないと、髪が成分に慣れてしまって効果が出にくくなる、という説。実際のところ、髪が慣れてしまうということはありません。ただ、2週間に1度程度、クラリファイング効果のあるシャンプーを使うと、余分な皮脂などが大掃除できるので、成分の浸透がよくなる場合があります。

こまめなカットで早く伸ばす 伸びる長さに変わりなし
毎月少しずつカットすると髪は速く伸びる、という常識。けれども、髪の伸びるスピードは、毛穴や地肌で決まるので、毛先を切っても変わらないのです。しいて言えば、健康な髪は成長も早いので、毛先の乾燥した不健康な部分をカットすることで髪全体の健康状態がよくなり、その結果髪が伸びる速度が速まる可能性はあります。

妊娠中はヘアダイ禁止 成分表示をしっかりチェック
基本的には妊娠中のヘアダイが、胎児に悪影響を及ぼしたという報告はありません。しかしながら、多くのヘアダイ製品が、ホルムアルデヒドを含んでいます。これは妊娠しているしていないに関わらず、健康のためには遠ざけたい物質。ヘアダイをするときにはヘンナベースなど、自然のものでホルムアルデヒドを含まないものを選びましょう。また、ヘアダイに関わらず、ホルムアルデヒドを含むもの(一部のストレートパーマ剤などにも含まれています。)は使わないようにしましょう。しかしながら特に妊娠4ヶ月目までは、デリケートな時期ですからヘアダイを含む刺激の強いことは行わないようにしたいものです。

油っぽい髪ならコンディショナー不要 毛先のケアを忘れずに
油っぽい髪の原因は余分な皮脂の分泌です。この場合、コンディショナーを使わないのではなく、毛先にコンディショナーを使いましょう。定期的にエクスフォリエントシャンプーを使い、毛穴をきれいに保つことも重要です。仕上がりが油っぽい場合、地肌を中心にドライシャンプーをつけておくと余分な皮脂を吸収してくれます。

上から下へ梳かす ストレスがかかりすぎます
たいていのシャンプーのコマーシャルで、モデルさんが根元から毛先に櫛を滑らせるので、こんな常識ができても不思議ではありません。けれども特に絡まりやすい髪質では、これでは負担がかかりすぎ。片方の手でまとめた髪を持ち、ブラシや櫛で毛先から少しずつほぐして梳かしていきましょう。

髪の毛の伸びる速さ 髪によってばらばらです
髪の伸びる速さは、みんな一緒だと思っていませんか?実際には髪の毛によって、まったく違うのです。きちんとしたスタイルをキープしたければ、定期的にヘアカットを行って、長さをそろえてあげる必要があります。

髪質は変わる 環境によります
髪質が変わるか、変わらないかの議論ですが、簡単にまとめると生まれ持った髪質は変わりません。ただ、長さや湿度、その他の環境で、ウェーブがでたり、広がって見えたりと状態が変わって見えることはあります。ストレスの度合いやホルモンによっても変わってくるとのこと。髪ってつくづく繊細なんですね。

どんなヘアスタイルが流行っても、基本は健康な髪が一番キレイ。これまでの常識にとらわれず、本当に髪のためによいことを見分けられる目を持つことが、美髪への近道といえそうです。



外部リンク

Yahoo Shine ; 8 Hair Myths––Debunked
http://shine.yahoo.com/beauty-20111117/8-hair-myths-debunked-2559760.html


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