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2014-09-02 04:00

国内芸能

ASKA被告、愛人栩内被告を法廷で「大事な存在」と明かす

チャゲアス
求刑3年の厳しい内容
覚醒剤と合成麻薬MDMAを使用した容疑により、覚醒剤取締法違反などで起訴され、現在は保釈中の歌手ASKAこと宮崎重明被告(56)の初公判が先月28日 、東京地裁で行われた。ASKA被告は起訴事実を全面的に認め、ファンや関係者に対し謝罪の言葉を述べたが、一方でともに逮捕、起訴された愛人の栩内香澄美被告(37)について「大事な存在」と表現し、今でも恋愛感情があることを公言した。(公式ウェブサイトより)

この日、法廷に現れたASKA被告は、黒いスーツにめがね姿で、保釈時の様子と大きく変わった様子はなかったと見られる。裁判官から名前を尋ねられると、「宮崎重明です」と本名を告げ、職業については、かすれた声ながらも「歌手です」と答え、アーティストとしての自覚はいまだに持っていることを印象づけた。

ワイドショーでは初公判直前まで、麻薬犯罪に詳しい弁護士を取材するなどして、ASKA被告の求刑がどのくらいになるのか予想していたが、ほとんどの番組が暴力団とのつながりや常習性が認められ、初犯であることから、懲役2年~2年半くらいが求刑されるのでは?と報じていた。しかし、実際に検察側が求刑したのは3年で、かなり重い求刑だったことがうかがえる。

いまだに栩内被告に未練
また、この日の初公判では、家族をだましながら違法薬物に手を染めていたASKA被告の悲し過ぎる使用状況も明らかになった。

週刊誌の報道などからASKA被告の違法薬物の使用を疑うようになった家族に対し、バレることを恐れたASKA被告は、家族の前で毎週、検査キットを用いて薬物検査を実施。反応が出ないようにするため、薬物検査直後に違法薬物を使用するといった姑息(こそく)な方法を繰り返していたというのだ。

しかし、この日の法廷で傍聴席を最もざわつかせたことは、ASKA被告が口にした愛人、栩内被告に対する愛の告白だろう。

弁護側が体調不良により裁判を欠席したASKA被告の妻、洋子夫人の書面として紹介した文には「週刊誌で夫の覚醒剤使用疑惑が報じられても夫を信じていた」という切ない思いがつづられていたほか、「今後は息子、娘とともに夫を支えていきたい」と家族の絆でどうにか夫を立ち直らせたいとする強い意志が示されていたが、当のASKA被告は検察側から栩内被告についてどう考えているのか問われると「大事な存在だと思っています」「好きな人」と未だに愛人に対し、恋愛感情が残っていることを明かした。

「保護観察」が付く可能性も
他の女性に心がある薬漬けの夫を、洋子夫人は本当に更生させることができるのか?おそらくこの点がASKA被告の量刑に大きな影響を及ぼすことは間違いない。ASKA被告の愛人に対する未練が、再犯を連想させてしまうからだ。

今回の事件に関して元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、定期的に保護観察官に指導・監督され、尿検査も受けなければならない「保護観察」が付く可能性を指摘している。判決は9月12日に言い渡される。


外部リンク

CHAGE and ASKA オフィシャルウェブサイト
http://www.chage-aska.net/


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