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休暇中のスキー事故から245日、数週間前からスイスのリハビリ病院に入院していた元F1レーサーのミハエル・シューマッハ氏が、退院して自宅へ戻ったことが、9月9日火曜日、同氏のマネージャーより公式に発表された。

シューマッハ氏は、昨年12月29日、休暇で訪れていたフランス・アルプスのスキー上で事故にあい、頭部に重傷を負った。フランス・グルノーブルの大学病院に運ばれたのち、189日間も昏睡状態にあった。

6月に入ってようやく昏睡状態から覚醒し、6月中旬からはスイス・ローザンヌの大学病院でリハビリに取り組んできた。

公式発表によれば、シューマッハ氏はこの数ヶ月にわたって、彼が負った重傷に相応する進展を見せたものの、同氏にはまだまだ長く厳しい道が続いているとのことで、以降、同氏のリハビリは、自宅で継続されることとなる。

独Bild紙電子版によれば、シューマッハ氏は、今後、妻や2人の息子たちと自宅で暮らしながら、リハビリを行っていく。同氏の妻、コリーナさんは自宅でのリハビリのために、看護師や理学療法士などからなる5～7人のリハビリチームを雇ったとのこと。

慣れ親しんだ匂いや色、よく知る環境や自然光の中での生活が、今後の回復へ大きな助けになると考えられている。何度も世界チャンピオンの座についたシューマッハ氏の元気な姿が早く再び見られることを祈りたい。

外部リンク

Bild紙電子版
http://www.bild.de/sport/motorsport/michael-schumacher/