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2014-10-13 11:00

その他

認知症に対する正しい理解を深めよう

認知症
厚生労働省の調査によると日本における認知症とされる人は約462万人に達し、さらにその予備軍も含めると約800万人にのぼるという。中には若年性の認知症も少なくなく、あなたの大切な人が認知症になってしまうこともない話ではありません。

認知症とは、脳の細胞が壊れることによって、記憶障害や見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下など、たくさんの症状があらわれます。大切な人が自分のことを忘れてしまう、そんな現実が身の回りに起こりかねないのが日本のそう遠くない未来なのです。

認知症
認知症サポーターキャラバン
厚生労働省が「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、「認知症サポーターキャラバン」事業を実施しています。
「認知症サポーターキャラバン」は、「認知症サポーター」を全国で養成し、全国が認知症になっても安心して暮らせるまちになることを目指しています。
認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者です。認知症サポーターには、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小・中・高等学校の生徒など様々な方がおり、全国に300万人を超える認知症サポーターが誕生しています。

認知症
身近な調剤薬局でも認証サポーターの取り組みに参画
今回、全国47都道府県で調剤薬局を展開している日本調剤は、9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせて認知症サポーター養成講座を実施した。日本調剤では「認知症サポーター100万人キャラバン」に参画し、認知症に関する理解を深め、認知症の方が安心して暮らせる環境づくりに貢献していくという。

認知症サポーターに期待されること
1.認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2.認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3.近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4.地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5.まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。


自分や自分の身の回りは関係ない、そう思わずに、自分事としてまずは認知症について考えてみてはいかがでしょうか。

外部リンク

認知症サポーターキャラバン 
日本調剤
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