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2015-04-17 21:00

国内芸能

【速報】アド街でお馴染みの愛川欽也さん、肺がんで急死

愛川欽也
重病説現実に
週刊誌などで今月中旬から度々重病説が報じられていたタレント兼俳優の愛川欽也(あいかわ・きんや、本名=井川敏明)が、肺がんのため、15日早朝、都内の自宅で80歳で亡くなっていたことが17日、明らかになった。愛川の個人事務所である愛川企画室が17日午前、報道各社にファクスを送付し、死因等を正式に発表した。同事務所の発表によれば、愛川は昨年冬に体調の不安を訴え、検査をしたところ、肺がんであることが判明したという。本人の強い希望で入院はせずに、自宅療養をしながら病状を伏せた状態で仕事を続けていたそうだ。

自主降板で重病説浮上
重病説が囁かれ始めたのは、愛川が20年に渡って司会を務めてきた『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系列、毎週土曜日の21:00~21:54)を自主降板することが発覚したころからだ。同番組は2015年3月7日に放送1000回を迎えたのだが、これを区切りとして愛川が自主降板することを表明していた。

自主降板する理由としては、愛川が都内に所有する小劇場「キンケロ・シアター」での舞台制作などに力を入れていくためとされていたが、どうやらこの頃にはすでに、愛川の病状は悪化しており、根っからの仕事人間として知られる愛川が大好きだった仕事を続けていくのも辛い状態にあったことがうかがえる。

ワイドショーなどの取材などから、同番組で共演していた峰竜太や薬丸裕英など関係者のほとんどが愛川の病名などは知らない状況にあったことが分かっており、今回の愛川急死の報道には驚きを隠せない状態だ。

夫婦愛、最後まで貫く
愛川の妻でタレントのうつみ宮土理は、マスコミが掻き立てる愛川の重病説を何とか払拭しようとしたのか、先月末にフジテレビの朝の情報番組『ノンストップ』にVTR出演し、愛川に直接電話をかけ、ご飯のメニューを何にしようかなどと、愛川との普段と変わらない夫婦の会話をお茶の間に披露していたが、このやり取りも、現場復帰を目指し、深刻な病状を周囲に伏せたいという愛川の思いに応じた対応だったようだ。

結果的に視聴者や関係者を欺くことにはなったが、最後まで愛川の意向に応えようとするうつみの姿に、大きな夫婦愛を感じ取った方も多かったことだろう。

愛川の遺体を乗せた霊柩車に乗り込んだうつみは憔悴しきった表情で頬はこけ、うつむき加減。一部の報道では、愛川が亡くなった事実をすぐに公表しなかったのも、うつみが愛川の死を受け入れ、落ち着くまでに時間を要したためと言われている。さすが芸能界きってのおしどり夫婦だ。ご冥福をお祈りしたい。


外部リンク

キンケロ・シアター公式ホームページ
http://kinkero-theater.com/
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