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2013-03-04 17:50

国内芸能

【速報】松山ケンイチ、「敗者」出版サイン会を被災地仙台で開催

松山ケンイチ、仮設住宅のある仙台被災地でサイン会
松山ケンイチ(27)が初著書「敗者」(新潮社)の出版記念サイン会を、東日本大震災で多大な被害を受け、まだ多くの仮設住宅が建つ仙台市内の書店で開催した。今回のサイン会は書店告知のみで50名の限定サインに100名以上が並んだ。

YouTube 松山ケンイチ 著書『敗者』発売 より

充実した内容の「敗者」
松山力作の253ページに及ぶ初著書は1年以上のNHK大河ドラマ「平清盛」の撮影に際し、俳優・松山ケンイチがリアルタイムに感じた事や役作りへの思いを綴り、それに平行するように私事・松山研一の日常や過去の出来事を記しており興味深く読み進むことが出来る。

また、文章は自ら「平清盛」撮影現場にパソコンを持ち込んでタイプしていていたという。

震災は結局、東京で無償でいたはずのわいをも襲っていた
「敗者」の始めの目次だ。松山は青森県むつ市の出身で、2011年の東日本大震災の現地の様子を自分の目で見なくてはいけないと思ったと記している。

ボランティア活動する中で被災地には特別な思いが生まれ、「平清盛」のクランクアップ後には宮城県石巻市の保育園を訪れている。「絶対に仙台に来たいと思っていました」と、仙台市の仮設住宅がある地域を初サイン会に選んだ松山、被災者に対する思いが感じられる。

サイン会では訪れた一人一人に丁寧に応対し、開場を出る時には、両手をブンブンと一生懸命振りながら来場者を励ますように去って行った。

松山研一
「敗者」の中で松山研一として語られている部分は、俳優松山ケンイチとはかけ離れた一人の人間・男が素直にストレートに綴られており、驚かされる。

浜崎あゆみの大ファンだったこと、セックス、妻との関わり、息子への溢れる愛情などを、読む者がたまに突っ込みを入れたくなるようなユーモアある文で素顔の松山研一を綴っている。

初エッセー出版など新しい事にチャレンジを続けている松山だが、舞台にも初挑戦しており、出演者が全て昆虫という異色舞台「遠い夏のゴッホ」が3月7日~10日まで大阪新歌舞伎座にて上演される。

外部リンク

松山ケンイチ「敗者」新潮社Twitter
https://twitter.com/20130228haisha

遠い夏のゴッホ 公式サイト
http://www.hpot.jp/gogh/
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