2012-06-01 20:00
海外芸能
アンジェリーナ・ジョリー 性犯罪防止組織発足に支援

アンジェリーナ・ジョリー、性犯罪防止のための組織発足を支援
アンジェリーナ・ジョリーは、29日(火曜)イギリス、ロンドンに位置する外務連邦省のオフィスで、イギリス外務省長官ウィリアム・ヘイグ氏と握手を交わした、とThe Raw Storyは取材している。36歳のこのハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリーは、海外における性犯罪防止とそれに立ち向かっていくことを目的とする新組織の発足を支援した。
これらは、さまざまな専門家たち(例えば、医者、弁護士、警察、精神科医、法医学、被害者や目撃者のケアをする専門家)の技術を駆使して、被害者を助けることを目的とした組織である。
すぐにでも海外へ派遣が可能なこれらの専門家グループは、国連任務や、他国における国内当局の訓練を支援、そして告発に必要な証拠・証言の収集をすることができるというような役割を担っている。
ジョリー初監督作品、「In the Land of Blood and Honey」
この組織の発足は、アンジェリーナ・ジョリーの監督としてのデビュー作である映画「In the Land of Blood and Honey」のイベントと同時に行われた。この映画は、ボスニア戦争をめぐるラブストーリーである。「この映画は、ゾッとするような性犯罪や、私たちの想像をはるかに超える犯罪が、当たり前のように行われているボスニア戦争の話。」とウィリアム氏は述べ、「これは、戦争防止と世界平和の構築を訴えた映画なのだ。」と付け加えた。
外務省は、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、1992年から1995年までに2万人から5万人の女性がレイプされたとしており、一方、市民戦争が続いたシエラレオネでは、1991年から2002年までに5万人から6万4千人の女性がレイプされたと発表している。
「現在では、シリアにおいて、レイプ問題が深刻化している。」とヘイグ氏は語った。
国連難民高等弁務官の特別大使であるジョリーは、2011年革命紛争が激しかった時期に、イラク、スーダンのダーファーそしてリビアを含む紛争地域に訪れたことがある。
“In The Land Of Blood and Honey”は、ボスニア・セルビア人勢力による大量レイプについて描かれた、彼女の監督初作品となる。
“In The Land Of Blood and Honey”映画予告編
外部リンク
Angelina Jolie helps launch UK fight against rape : The Raw Story
http://www.rawstory.com/rs/2012/05/29/angelina-jolie-helps-launch-uk-fight-against-rape/
YouTube : “In The Land Of Blood and Honey”Official Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=wDBU8CqU0dg
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