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2012-06-06 09:00

その他

糖尿病探知犬 少女の命を救う!

糖尿病探知犬
糖尿病探知犬、3歳の少女の命を救う
テキサスに住む3歳のこの少女は、とても珍しい型の小児性糖尿病を患っている。ABCニュース・アフィリエイト・KLTVは、この少女について取材している。

母親は、もし糖尿病探知犬の“RUBY”を飼っていなかったら、この少女は今日をも生きていられないかもしれないと語った。この少女、フェイス・ウィルソンは、常に医療の監視下にないと非常に危険な命の状態にある。

「とても難しい病気で、内臓の欠陥によるものなのです。一生、生命維持装置につながれて生きていかなければならないような病気なのです。」とサラ・ウィルソン(母親)は語っている。

「夜なんて、本当に最悪です。毎晩パニックに見舞われていました。夜中に急に目が覚めては、フェイスの部屋へ駆け込んで、ただただ彼女が生きていることを祈って、脈を確かめるのです。」

フェイスの人生を変えた犬との出会い
サラ・ウィルソンは、2年前にミシシッピのワイルドローズ・ケンネルからRUBYという名の犬を購入した。1万ドルの費用が必要だったが、教会からの寄付と地域の支援を受けて購入することができた。

ワイルドローズの支援プログラム部長である、レイチェル・ソーントンは、全ての糖尿病探知犬は、主人の血糖値が100を下回ると発せられる匂いを探知するように特別に訓練されていると言う。

ソーントンは、以下のように述べている。
「我々は、ワイルドローズ・ケンネルで、これらの犬を繁殖させ、訓練する。犬種は、ラブラドールレトリーバー。自分たちが求めているタイプの犬を繁殖するために、十分研究された科学的な繁殖方法をとっている。匂いを嗅ぎ分ける能力と気性を兼ね備えた、とても素晴らしい糖尿病探知犬を繁殖させるんだ。」


糖尿病患者の代謝は、低血糖によって引き起こされる発作の直前に変化を見せる。この時、除光液のような匂いのケトーシスを発する。

犬の嗅覚は素晴らしく、人間の何倍も正確に匂いを捉えることができる。糖尿病探知犬は、この匂いを嗅いだ時に、吠えたり、主人を舐めたりして周りに知らせるよう訓練されている。

サラ・ウィルソンは、この2年間、RUBYは何度もフェイスの命を救ってくれたと言っている。

「数えきれないほど、RUBYはフェイスを助けてくれた。RUBYなしの人生なんて考えられない。もしRUBYがいなければ、フェイスはもう生きてはいないだろう。」と言った。

RUBYの存在は、フェイスの人生を絶望から救い出し、彼女と家族に人生の素晴らしさを改めて教えてくれたのだ。

外部リンク

Diabetic Alert Dog Saves 3-Year-Old Girl’s Life Countless Times : ABC NEWS
http://abcnews.go.com/blogs/health/2012/06/02/diabetic-alert-dog-saves-3-year-old-girls-life-countless-times/

Diabetic alert dog saves toddler's life over and over : MSN NOW
http://now.msn.com/living/0602-dog-saves-diabetic-toddler
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