2012-06-15 19:00
その他
【イギリス】2ヵ月間眠り続けた「眠り姫病」の15歳の少女

15歳のステイシー・コマフォードさん
6月13日付けのLEGGOに、2ヵ月間眠り続けた少女についての記事が掲載された。(画像と記事は、関係ありません)
この「眠り姫病」にかかったのは、イギリスのテルフォードに在住の15歳のステイシー・コマフォード(Stacey Comerford)さん。彼女は、2ヵ月間眠り続け、学校の試験を受けることもできなかった。
「たくさん勉強したの。でも、9つの試験を受けることができなかったわ」
ステイシーさんは、The Sunにこのように語る。また、現在は、皆がこの病気のことを理解してくれて説明するのが楽になったが、以前は、彼女の病気のことを信じてくれなかったという。
眠り続けている間の食事とトイレ
長期間眠り続けている間、ステイシーさんは、ぼーっとした夢うつつの状態でトイレには行き、彼女がベッドに戻る前に、母親のバーニー(Bernie)さんが食事を与える。バーニーさんは、この「眠り姫病」と呼ばれる「クライン・レビン症候群」の大変さを語る。
「いつこの症状が起こるか分からない。一度、ステイシーが台所の床で寝ているのを見つけたことがあるわ」
ステイシーさんは、眠り続けている期間のことは何も覚えていない。
バーニーさんは、
「目覚めたとき、ステイシーは、翌日だと思っている。私は、毎回どういうふうに長期間眠り続けていた事実を説明したらいいか悩むわ」
と語る。
この「クライン・レビン症候群」は、全世界で1000例ほどしか確認されておらず、原因もはっきりしていない。確立された治療方法もまだなく、自然に治る人もいるという。
【Izumi】
外部リンク
LEGGO
http://www.leggo.it/news/mondo/
The Sun
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/4370391/
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