2012-06-21 17:00
恋愛・女子力
【ミラノ】走りながら恋人を見つけよう、シングルマラソン開催!

今年で5回目のシングルマラソン!
6月19日付けのVANITY FAIR.itに、ミラノで行われたマラソンイベントについての記事が掲載された。6月17日に開催された恋人がいない人のためのマラソンイベント、StraSingle。2008年から毎年開催されており今年で5回目を迎えたこのシングルマラソンは、5キロのマラソンコースを走ったり、歩いたりしながらゴールを目指す。ただし、順位を競うマラソンではなく恋人探しがメインのイベント。
「日常生活の外にある新しい人間関係の中で、自分のパートナーを探す人の要望に応えるかたちでこのマラソンイベントは誕生した」
と発案者のセルジョ・パラッツォ(Sergio Palazzo)は語る。
今年の参加者は4000人ほどで、皆、同じ赤いTシャツを着て参加。このTシャツの後ろ側には”FOLLOW ME”と書かれており、この文字の下に空白がある。ここに自分の携帯番号、フェイスブック上の名前、メールアドレスなどを任意で書くことが出来る。気に入った参加者を見つけたら、マラソンしながら、すばやくチェックすることが可能。
参加者のそれぞれの思い
参加者も各々のやり方で自分をアピールする。ある男性は、ソーシャル・ネットワーク上の自分の写真とメールアドレス付きの名刺を100枚ほど持参。気に入った女性の参加者に次々と渡していく。また、このイベントの当日の朝、たまたま2人とも参加登録をしていたことが分かった従姉妹同士もいた。1人は、参加をしつこくせがまれて仕方なく参加したと言い、もう1人は、5キロ完走を目指すとのコメントを残す。
去年の教訓を活かして参加する人もいる。2人の男性は、
「去年のイベントでは、マラソンに集中して、女の子に関してはクオリティにこだわった。結果、2人の女の子しか知り合うことができなかった。この失敗から学び、今回は走らずに歩くことにした。そうすることで、周りをよくチェックすることができる!」
と語る。
15番のゼッケン番号を付けた男性は、誰よりも早く会場に到着することを目指した。
「私が到着した時、誰もいなかった。誰よりも早く会場に来たかったが、それを私はやり遂げた」
イベントの主旨と多少関係ない目標のようだが、恋人探しについてはどう考えるか。
「マラソン後に女性が望むなら、名前や携帯番号などを私に渡して、後日、落ち着いて会うだろう」
と語る。
実際にこのシングルマラソンでカップルは誕生しているのか。セルジョ・パラッツォは、
「2008年の第1回目のStraSingleで誕生したカップルは、今、第2子の誕生を待っている」
と語る。
今年も何組のカップルが誕生したのだろうか。
【Izumi】
外部リンク
VANITY FAIR.it
http://www.vanityfair.it/news/italia/2012/06/19/
StraSingle
http://www.strasingle.it/
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