2012-06-29 18:00
その他
【カリフォルニア】空気銃で撃たれても、母ネコ、必死に子ネコを守る!

母ネコと5匹の子ネコ
6月25日付けのVANITY FAIR.itに、空気銃で撃たれながらも懸命に子ネコを守る母ネコについての記事が掲載された。画像:Helen Woodwardアニマルセンターの公式サイト
カリフォルニア州のHelen Woodwardアニマルセンターのボランティアが、路上で母ネコと5匹の子ネコを発見。母ネコは、汚れていて、明らかに栄養不良で病んでいるようだったが、痩せ細った体で5匹の子ネコを守ろうと近づいて来ようとする人に対して、必死に威嚇の声を出していたという。
アニマルセンターのボランティアは、この母ネコの威嚇は、何もおかしな行為ではなく、本能に従って子ネコを守っているとすぐに分かった。
空気銃で撃たれていた母ネコ
しかし、ボランティアが、母ネコと子ネコをアニマルセンターに連れて帰った時、「子ネコを守る母ネコ」というだけではないことが判明。後にボランティアからシンディーと名づけられた母ネコは、頭を空気銃で撃たれており、金属製の弾丸は耳の後ろまで達していた。毛が傷を覆い、外からは見えない状態にしていた。アニマルセンターのジェシカ・ゲルケ(Jessica Gercke)さんは、
「痛いはずなのに、動かずに子ネコのそばにいた。子ネコを置き去りにしなかった」
と語る。
シンディーの手術は成功し、5匹の子ネコはすべて引き取り手が見つかり、それぞれの飼い主の元に連れて行かれた。Helen Woodwardアニマルセンターに、シンディーだけが術後の静養のために残り、引き取り手を待っている。
ボランティアのシャノン・ブッシュ(Shannon Bush)さんは、
「すべての母親は、シンディーのように振舞うと思いたい。本当にシンディーは、よき見本だと思う」
と語る。
【Izumi】
外部リンク
VANITY FAIR.it
http://www.vanityfair.it/news/mondo/
Helen Woodwardアニマルセンター
http://www.animalcenter.org/
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