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2012-06-29 21:00

その他

もっと美味しく、もっとキレイになるために、サラダは油が不可欠!

サラダ・ドレッシング
サラダ・ドレッシングには油が不可欠!
ランチタイムのサラダに、低脂肪のドレッシングをかけている人に朗報!健康や体重を気にして、低脂肪のドレッシングを使っている人に、是非知っておいてもらいたいことがある、とPreventionは伝えている。

ヘルシー・ドレッシングをうたっているドレッシングは、体にいいと思われているが、実はその反対に健康に悪影響を与えているということが、 Molecular Nutrition and Food Research(栄養・食品研究所)の研究で分かったのだ。

写真はイメージです。写真はFlickerより
さまざまな種類と量のドレッシングでサラダ比べ
米パーデュー大学の研究員たちは、サラダにさまざまなな種類と量のドレッシングをかけて、実験を行った。

キャノーラオイル(一価不飽和脂肪酸)、大豆油(多価不飽和脂肪酸)もしくは、バター(飽和脂肪酸)を使用したドレッシングをかけ、サラダを食べ比べてみた。

食事後、実験に参加した29人の研究員たちの血液を採取し、血液中のカロチノイドの吸収について調べた。

カロチノイドとは、ルテイン、リコピン、ベータカロチンなど野菜から取れる栄養素のことである。

これらの栄養素は、病気と戦う栄養素で、がんや心臓病のリスク減少、骨密度の保護、黄斑変性症の予防やダメージを受けた細胞の修繕する、など有能な栄養素なのである。

栄養素の吸収には、ある程度の量の脂質が必要
実験により、明らかになったのは、一番多い量、20gの脂肪を含むドレッシングのサラダを食べた人の血液が、一番高いカロチノイドの吸収率を示したということだった。

一価不飽和脂肪酸の多いキャノーラオイル使用のドレッシングにおいて、ルテインとベートカロチンの吸収率が非常に高かった。

しかし、研究員たちは、「脂質の種類よりも脂質の量の方が、カロチノイドの吸収率に影響を与えている。」と言っている。

脂質ゼロのドレッシングをかけたサラダを食べた人の血液中のカロチノイドの値が、全ての項目において、低い値を示したのだ。

米国栄養士会の広報担当者、管理栄養士のキャサリン・トールマッジは、「ビタミンA、D、EとKや他の栄養素の吸収には、ある程度の脂質が必要である。」と言っている。

それに加え、低脂肪や脂肪ゼロのドレッシングは、砂糖の使用量がより多くなり、逆にカロリーも高くなったりする。

もしも、サラダ本来の良い栄養素を全て吸収したいなら、ダイエット・ドレッシングはやめて、昔からあるオールドファッションのオイル・ドレッシングで健康とキレイを手に入れてみてはどうだろうか。

外部リンク

Your Salad Dressing Needs More Fat:Prevention
http://www.prevention.com/food/healthy-eating-tips/full-fat-salad
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