2012-06-28 11:00
その他
14歳の少年、「弟たちを守るため」侵入者に向けて拳銃発砲!

ベビーシッター中の14歳の少年 侵入者を拳銃で撃退!!
23日(土)夜、アメリカ、フェニックスにある14歳の少年の自宅に入ってきた侵入者を、少年が銃で撃退した、という事件が起こった、とABCニュースは伝えている。金曜の夜、彼は、8歳、10歳、12歳の弟たちと留守番をしていた。すると、見知らぬ女性がドアベルを鳴らした。少年は、知らない女性だったので、ドアを開けなかった。
するとしばらくすると、ドアを蹴るような大きな音が、聞こえてきたので、少年は、兄弟たちを二階に連れて行き、両親の部屋から拳銃を持ち出した。
彼が、階段の一番上まで来たその時、侵入者は玄関を蹴り破り、家の中に入ってきた。そして、侵入者は、少年を見るなり、銃口を向けた。
とっさに少年は、37歳の男に向かって、発砲した。現在その男は、かなりの重傷を負ったため、病院へ運ばれ、手術の最中だという。
かなりの重傷ではあるが、生命に危険はないようで、今週中には、加重暴行と家宅侵入で起訴され、刑務所へ送られるそうだ。
加重暴行とは、女性と子どもに対する暴行など、刑を加重される重い暴行である。
フェニックス署の警察官、ジェイムス・ホームズ巡査によると、容疑者は発砲しなかったと言っており、刑務所に入るまで名前の公表を拒絶しているそうだ。
少年の家のドアベルを押した女性は、どうやら仲間を見捨てて、逃げたようだ。
少年のとっさの判断が、子供たちの命を救った。
ホームズ巡査は、この少年の行動や彼の両親が、子どもたちに見知らぬ人がやって来ても、決してドアを開けてはいけないと言い聞かせていたことに、とても感心している。ホームズ巡査は、次のように述べている。
「10代の子どもが、銃を手に家族を守るというような状況は、このコミュニティーで起こってはならないことだった。
しかし、この少年は、彼がなすべきことをきちんと行ったのだ。彼は、何をしなければならないかよく考えて、すぐさま行動に出た。
彼が持っていた拳銃は、父親のものであるが、少年が銃の扱い方を知っていたかどうかはさだかではない。」
しかし、この少年は、彼がなすべきことをきちんと行ったのだ。彼は、何をしなければならないかよく考えて、すぐさま行動に出た。
彼が持っていた拳銃は、父親のものであるが、少年が銃の扱い方を知っていたかどうかはさだかではない。」
ホームズ巡査は、傷を負った侵入者は、この辛い体験について話をしようとしないが、かなりトラウマになっているようだと家族に告げた。
巡査は、こうも言っている。
「少年の父親も、ショックを受け、かなりの心労を負っているので、話もできていない。精神的に立ち直るにも、少し時間が必要かもしれない。」
警察は、容疑者が何の目的で、少年の家に侵入したのかまだ調査中だという。容疑者が回復するのを待って、一番に問い正したいことだと言っている。
この事件は、住宅地の真ん中で起こった事件である。しかもサマータイム4時半に起こった出来事で、子どもたちが普通に家にいる時間帯だった。
巡査は、次のように述べている。
「容疑者たちは、この家に狙いをつけていた。理由はまだ調査中だ。少年が素早く行動に出てくれたお蔭で、大事にいたらなくて済んだ。本当、子どもたちに何事もなくてよかった。」
外部リンク
14-Year-Old Phoenix Boy Shoots Armed Intruder:ABC NEWS
http://abcnews.go.com/US/wireStory/14-year-phoenix-boy-shoots
Teen babysitting siblings shoots armed intruder:MSN NOW
http://now.msn.com/now/0623-14-year-old-shooting
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