2012-08-14 03:00
海外芸能
“E.T.の生みの親”であるカルロ・ランバルディ氏、死去

特殊効果造形家、カルロ・ランバルディ氏
8月10日付けのVANITY FAIR.itに、イタリア人の特殊効果造形家であるカルロ・ランバルディ氏が死去したという記事が掲載された。画像:E.T. - The Extra Terrestrial [Special Edition][DVD]
カルロ・ランバルディ氏は、8月10日にイタリア南部のカラブリア州カタンザーロの病院で亡くなったという。享年86歳。
イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州フェラーラ出身のカルロ・ランバルディ氏は、主にハリウッド映画の特殊効果造形家として活躍し、アカデミー賞を3度受賞。
有名作品の視覚効果を担当
「キングコング」(1976年)で初めてアカデミー賞(特殊効果特別賞)を受賞し、その後リドリー・スコット監督の「エイリアン」(1979年)でクリーチャーデザインを担当したハンス・ルドルフ・ギーガー氏と共にアカデミー賞視覚効果賞を獲得。さらに、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「E.T.」(1982年)でもアカデミー賞視覚効果賞を受賞している。特に「E.T.」のデザインを手掛けたことで、カルロ・ランバルディ氏は、「E.T.の生みの親」とも呼ばれていたようだ。なお、カルロ・ランバルディ氏は、日本映画「REX 恐竜物語」(1993年)でもクリーチャー造形を担当。
晩年、カルロ・ランバルディ氏は、イタリア南部の町ラメーツィア・テルメでダニエラ夫人と共に暮らしていたという。
【Izumi】
外部リンク
VANITY FAIR.it
http://www.vanityfair.it/news/
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