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20年近く前にスタートしフジテレビの黄金期を支えた「料理の鉄人」の復刻番組「アイアンシェフ」の視聴率が低迷し復活の兆しも見えないと週刊文春WEBが報じている。

「料理の鉄人」は最高視聴率23、2％を記録しフジテレビは夢よもう一度と社運を賭ける勢いで放送スタートした。

制作費は初動1億円と言われ、なり物入りで番組は始まったが初回視聴率は10.7％、2回目からはひと桁に転落、11月30日には5.7％、12月7日には5.4％と低迷が続くばかりだ。

「料理の鉄人」放送のバブル時代は高級食材を集め料理する事に魅力を感じた視聴者だったが、今の主婦は一円でも安い食材を求めてスーパーを回る時代に変化し企画自体が合わなかった。

しかしフジテレビは大晦日に「アイアンシェフ」を18時～23時45分にスペシャルで放送。かつての鉄人、道場六三郎を新アイアンシェフ、黒木純と対決させる。NHK紅白歌合戦に対抗して何処まで視聴率を伸ばせるか健闘を期待したい。

外部リンク

アイアンシェフ
http://www.fujitv.co.jp/ironchef/index.html

週刊文春
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2142