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2012-05-18 05:00

その他

イタリア客船事故の船長、フランスのコメディ映画にアドバイスをしていた!?

スケッティーノ
「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故
1月13日に起こったイタリアの大型客船「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故(死者30人、行方不明者2人)で船長をしていたフランチェスコ・スケッティーノ(Francesco Schettino)が、2011年のフランスのコメディ映画「船へようこそ」(Bienvenue a' bord)に専門的なアドバイスをしていたと、5月15日付けのANSA.ITが報じた。

この映画は、海難事故を起こした「コスタ・コンコルディア号」と同じ運営会社コスタ・クルーズ社の「コスタ・アトランティカ号」で撮影されている。

スケッティーノ船長について
「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故後、この映画の監督エリック・ラヴェイン(Eric Lavaine)ならびにコスタ・クルーズ社のフランスのマーケティング・ディレクターであるパトリース・レニエー(Patrice Regnier)は、驚きを隠せない。

特にパトリース・レニエーは、インタビューでスケッティーノ船長について「真面目で乗員、乗客の安全を考える人」と語っている。

また、「船にようこそ」(Bienvenue a' bord)に出演したルイーザ・ラニエリ(Luisa Ranieri)は、

「映画は、イタリアのジリオ島沖でのコスタ・コンコルディア号の惨事の数ヶ月前に、カナダとカリブの間で撮影された。特に、1週間に2回ある安全訓練のことをよく覚えているわ。本当に大変だった。あの海難事故で何が起きたか知らないけど、船での撮影中は、インキーノ(船が陸の人にサイレンを鳴らして挨拶をすること。コスタ・コンコルディア号の事故は、これが原因だとも言われている)は、一度もしなかった。皆、とても気をつけていたわ。」


と語る。

この映画「船へようこそ」(Bienvenue a' bord)の日本公開は未定。

【Izumi】


外部リンク

ANSA.IT
http://www.ansa.it/web/notizie/rubriche/spettacolo/2012/05/15/Nelle-sale-Benvenuto-bordo-Schettino-fu-consulente_6872211.html

Bienvenue a' bord 公式サイト
http://www.bienvenueabord-lefilm.com/

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