2014-05-11 15:00

美容・ダイエット

食物繊維は2種類あり。「使い分け」がダイエットのコツ

食物繊維
「マイクロダイエット」の販売会社が調査
ダイエット食品「マイクロダイエット」の販売で知られるサニーヘルス株式会社は、同社が運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net(マイクロダイエットネット)」にて、食物繊維を活用したダイエットに関する調査レポートを公開しました。

(画像はmicrdiet.netのホームページより)

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類あり
食物繊維は体内で消化されず、そのまま排出されることで知られます。サニーヘルスによると、食物繊維は性質により「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類に分類され、それぞれ異なる特徴を持っているとのことです。

余分なものの吸収を抑える「水溶性食物繊維」
「水溶性食物繊維」は水分保持力が強く、水に溶けるとゲル状に変化する性質を持っています。果物や野菜に含まれるペクチンや、海藻類に含まれるアルギン酸、こんにゃく芋に含まれるグルコマンナンなどが「水溶性食物繊維」に該当します。

同社によると、この粘性がダイエットに効果的とのことです。具体的には、炭水化物の消化・吸収を緩和する効果や、血糖値の上昇を防ぐ効果、コレステロールなどの脂質の吸収を抑制する効果などが挙げられるほか、お腹を整える整腸作用もあるとのことです。

水溶性食物繊維が含まれる食品として、同社はアボカド、ゆりね、オクラ、山芋、あしたば、海藻類、ごぼう、納豆を紹介しています。

便通を促進する「不溶性食物繊維」
「不溶性食物繊維」は水に溶けず、胃や腸で水分を吸収すると大きく膨らむ性質を持っています。サニーヘルスによると、この大きく膨らむ性質がダイエットに効果的とのことです。

具体的には、便通が促進されるほか、ダイオキシンなど有害物質を排泄する効果もあるとのことです。また、不溶性食物繊維が多く含まれる食品は「よく噛む」必要があるほか、満腹感を得やすいため、食べ過ぎ防止の効果も期待できるとのことです。

不溶性食物繊維が含まれる食品として、同社はいんげん豆、ひよこ豆、あずき、おから、エリンギ、えのき、切り干し大根、小麦ふすま、干し柿、アーモンドを紹介しています。

ただし、不溶性食物繊維は過剰に摂取すると便が硬くなる場合があるので、同社は一緒に水分も摂るようアドバイスしています。

水溶性と不溶性の理想バランスは「1:2」
サニーヘルスは、食物繊維の摂取は「水溶性1:不溶性2」の比率で摂取するのが理想的とアドバイスしています。

同社によると日本人の食物繊維の摂取量は減少傾向にあり、意識して積極的に食物繊維を摂取する必要があるとしています。

食事の具体例として野菜やきのこ、海藻、豆類を多めにするほか、主食に玄米や雑穀入りの白米、全粒粉のパンなどを挙げています。


外部リンク

microdiet.net「ダイエットに使い分けたい『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』」
http://microdiet.net/pickup/000418.html

microdiet.net
http://microdiet.net/

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