2014-05-20 07:00
国内芸能
Chage、ASKA容疑者に「自分を大事に」

ASKA容疑者へのメッセージか!?
「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕された事件から一夜明けた18日、相棒のChage(56)が広島市内で行われたファンクラブイベントに出席し、イベント終了後に会見を開いたことがわかった。この日Chageは、ステージに登場するとすぐに、満員の客席に向かい深々と頭を下げ、「本当にいろいろとご迷惑を掛けて、何と言っていいか…申し訳ございません」と謝罪したという。1分近い観客からの温かい拍手が鳴り止むと、「まずは歌わせて下さい」という言葉に続き、「アイシテル」という曲を熱唱したそうだ。
この曲は2008年に発表されたChageのソロオリジナルアルバムの曲で、アルバムのタイトル曲にもなっている曲だ。
では、なぜChageが今、このタイミングでこの曲を歌おうと思ったのか? その答えはどうやらこの曲の歌詞に隠されていたようだ。
アイシテルの歌い出しは『どうしてこんなにも 胸の奥が痛むんだろう 僕の横に君がいないだけ それだけでさ』というフレーズで始まる。
35年以上にもわたって音楽活動をともに歩んできた相棒のASKA容疑者が、覚せい剤所持の疑いで突然逮捕され、一緒のステージに立ちたくても立てない悲しさを、Chageはこの歌に込めたのだろうか?
一部の報道では、ASKA容疑者の違法薬物の使用が週刊誌などで報じられた際に、Chageはクスリの使用を止めるよう説得を試みたそうだが、逆ギレしたASKA容疑者と殴り合う結果となり、グループの解散話にまで及んでいたそうだ。
Chageがアイシテルの曲を熱唱した裏には、違法薬物の使用に溺れていく相方を救いきれなかった自分自身に対しての悔しさがあったのかもしれない。
実際、この曲を熱唱した後、Chageはファンに対し「きょうほど、この歌が心に染みた日はないです」と語ったそうだ。
ASKA容疑者へ、自分を大事に
ファンミーティングを終え、大勢の報道陣に囲まれたChageは、頭を下げて一礼し、「ご迷惑をおかけしております。まだ自分でも整理がつかず、ことの重大さが分かっておりません」と動揺を隠し切れない様子。続けて「今回の事件に関しましてはメンバーとして深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」とASKA容疑者の不祥事を深く謝罪した。
ASKA容疑者についてコメントを求められると、言葉を選びながら「彼には自分を大事にしてもらいたい」と窮地に陥る相棒をいたわるメッセージを残した。
また、報道陣からグループの解散について問われると、明言を避け「ファンクラブの活動がまだあるので、今はそちらを頑張りたいです」と言い残し、一礼して車に乗り込んだ。
外部リンク
UNIVERSAL MUSIC JAPAN Chage オフィシャルサイト
http://www.universal-music.co.jp/chage
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