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ジョン・タトゥーロ監督・主演、ウッディ・アレンやバネッサ・パラディなどが出演する、小粋でおかしくて少し切ない、大人のためのラブストーリー「ジゴロ・イン・ニューヨーク」が7月11日公開スタートとなる。

この作品では、スパイク・リーやコーエン兄弟、ティム・ロビンスらの作品の常連として知られる個性派俳優のジョン・タトゥーロが監督・主演を務める。

ウディ・アレンが14年ぶりに自身が監督する作品以外に俳優として出演するほか、ジョニーデップとの14年間にわたるパートナー関係を解消したあとも恋の噂が絶えないバネッサ・パラディがヒロインを演じている。

さらにシャロン・ストーン、ソフィア・ベルガラなどクセのある出演者ばかりを集めていることでも、映画ファンたちから大きな関心を集めている作品だ。

物語は、代々続くブルックリンの本屋を潰してしまった店主マレーと、定職にも就かずにアルバイトを転々とする中年男のフィオラバンテ。全く冴えない2人の男が、思いつきで「ジゴロ」を開業するところから始まる。

裕福で何不自由なく暮らしながらも寂しい思いを抱えている女性たちを相手にしたジゴロ業は思いのほか大成功するのだが、フィオラバンテが客として知り合う美しい未亡人と本気の恋に落ちてしまうことから思わぬ方向に話が展開していく。

ウッディ・アレン扮するマレーの「みんな孤独なんだ、愛に飢え、絆を求めてる　情熱も」というセリフが象徴するように、少し疲れた心を温めてくれるやさしいラブストーリーが出来上がった。

「ジゴロ・イン・ニューヨーク」は7月11日（金）、TOHOシネマズシャンテほかで公開スタート、全国順次ロードショー。

外部リンク

ジゴロ・イン・ニューヨーク
http://gigolo.gaga.ne.jp/