2014-08-08 16:00

美容・ダイエット

今夏は、異常気象からくる 『秋バテ』にご用心!

秋バテ
夏の異常気象は、秋の体の不調の原因になる
花王は、首都圏在住の20~40代の女性858名を対象に2014年4月に秋(9月-11月)に起こる体の不調について調査を行った。その結果は、一位「肩こり」(54.8%)、二位「疲労」(42.1%)、以下「冷え」、「だるさ」などと続き、さまざまな不調を訴える女性が多いことがわかった。

麻布ミューズクリニックの名誉院長で血めぐり研究会主任研究員の渡邉賀子先生は、夏の冷房や冷たい食べ物などの摂取による「夏冷え」から、全身の血流の流れが悪くなり、秋になって不調が表に出てくるという「秋バテ」が増加していると話した。

今年は、大型台風の被害や首都圏でのひょう被害などに加え、夏でも平年並みの気温を記録しているため、高温多湿で普段の夏にも増して暑さを感じやすく、冷房の使用頻度が多くなったり、冷たい飲食物の摂取回数が増える傾向にあるという。

その結果いつも以上の秋バテが多くなるのではないかと予想される。また、過度の冷たいものの摂取は内臓の冷えを引き起こし、体力を奪い、体がだるいと感じやすくなるという。

また上記の異常気象による気温や湿度の変化に体がうまく対応できず自律神経が乱れてしまうという不調も起こってくる。その結果血流の流れが悪くなり、「肩こり」「疲労」などの秋バテが起こってしまう。(画像はプレスリリースより)

効果的な秋バテ対策
「秋バテ」対策のためには末しょう血管の収縮をなくすことが大切だ。そのためには、夏のうちから、シャワーだけでなく、38~39度のぬるめのお湯にゆっくりとつかる習慣をつける必要がある。

湯船につかってほてるのが嫌だという方には、炭酸ガス入りの入浴剤がおすすめ。お湯がぬるめであっても血めぐりがよくなり、さっぱりと入浴することができる。

また、夏の冷えによる自律神経の乱れは、交感神経が活発な状態にあることも原因であるので、就寝前に自律神経を整えるとよい。

冷却性のある枕など、頭を冷やす方法も効果があるが、目や目元を、“蒸気が出るタイプのアイマスク”などを利用し温めると、リラックスし安眠でき、血の巡がよくなることが期待できる。


外部リンク

花王株式会社のプレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000005244.html

血めぐり研究会
http://www.chimeguri.com/

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