恋活ビューティーニュース

株式会社カネボウ化粧品香料研究室が、奈良教育大学・福井一教授との共同研究の結果、「シャンプー」の香りが女性の顔を魅力的に感じさせる効果があるということが分かりました。

特定の香りが男性の視覚に影響を与える現象を調査するため、健康で嗅覚が正常な男性32名を被験者として実験が行われました。

（画像はニュースリリースより）

実験に使用されたのは、フローラル系のシャンプーの香り2種類（ローズ系およびナルシス・ミューゲ系）、白バラの香り、ホワイト・ムスクの香り、タバコの香り、無臭の6種類と、日本人女性70名の顔写真をアベレージングした平均的な顔に加工した3枚の写真。

実験は、あらかじめ香りを漂わせた部屋に被験者を入れ、一定時間香りを嗅いだ後に、スクリーンに映し出される女性の顔写真を見てもらい、顔の魅力度を5段階で評価するというものでした。

実験の結果より、シャンプーの香りを嗅ぎながら女性の顔を見せた場合、およそ10％魅力度がアップしていました。また、タバコの香りでは魅力度が大きく減少していました。

この研究から、視覚は香りの種類によって影響を受けており、香りによって同じ顔でもより魅力に感じられたり、逆に魅力が減少したりするということが分かりました。

外部リンク

株式会社カネボウ化粧品のニュースニュース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004