2014-02-04 19:00
その他
「冷え」からくる睡眠障害に注意!!

「冷え」をストレスと感じている人は約6割!そのうちの約7割が「睡眠」に不満も。
花王株式会社は、「血めぐり研究会 supported by Kao」にて2013年12月に首都圏在住の20~50代の男女400名を対象に「冷え」や「睡眠」についての調査を実施したことを発表した。その結果、「冷え」をストレスと感じている人は約6割もおり、そのうちの約7割が「睡眠」に関して「寝ても疲れがとれない」や「寝つきが悪い」などの不満を感じていた。
(画像はプレスリリースより)
『冷感ストレス』から「睡眠障害」へ。そのメカニズムとは?
睡眠の専門家でもある(医)スリープクリニック調布院長遠藤拓郎先生は、以下のように語っている。「ストレスは、睡眠サイクルに影響を及ぼします。特に冬の寒さからくる『冷感ストレス』は、睡眠サイクルを悪化させてしまうのです。『冷感ストレス』を感じると、コルチゾールというホルモンが過剰に脳の大脳皮質に分泌され、大脳皮質の直下にある「自律神経」にも悪影響を及ぼします。
「自律神経」の交感神経が優位な状況が続くと、血管が収縮し、全身の「血めぐり」が悪くなってしまいます。血液は、必要な栄養素を運んだり、老廃物を掃き出したりする働きをすると同時に、全身に熱を運ぶ役割もあり、「血めぐり」が悪くなれば、身体が「冷え」、睡眠の妨げとなってしまうのです。
良質で十分な「睡眠」がとれないことで、日中も自律神経が乱れ 『冷え症』になり【冬の不眠サイクル】に陥ってしまいます。よって「自律神経」を整えて、質の良い「睡眠」で、全身の「血めぐり」をよくすることが重要です」
(プレスリリースより)
「自律神経」の交感神経が優位な状況が続くと、血管が収縮し、全身の「血めぐり」が悪くなってしまいます。血液は、必要な栄養素を運んだり、老廃物を掃き出したりする働きをすると同時に、全身に熱を運ぶ役割もあり、「血めぐり」が悪くなれば、身体が「冷え」、睡眠の妨げとなってしまうのです。
良質で十分な「睡眠」がとれないことで、日中も自律神経が乱れ 『冷え症』になり【冬の不眠サイクル】に陥ってしまいます。よって「自律神経」を整えて、質の良い「睡眠」で、全身の「血めぐり」をよくすることが重要です」
(プレスリリースより)
冬の不眠解消には、就寝前の「首もと温め」と「入浴」、「日中の温め」を意識するべし。
日頃から身体の血のめぐりをよくすることが、冬の不眠改善ポイントだ。首元を温めるのがもっとも身体にとって効率的で、就寝の30分くらい前に首元を市販の温熱シートで温めると良い。また、併せて、お風呂にゆっくりつかるのも効果的だ。38度から40度以下のぬるめのお湯にゆっくりつかると、全身の血管が開き、血めぐりが良くなることがわかっている。
さらに効果的なのは、入浴の際に炭酸の入浴剤を使用することだ。就寝前の入浴と首元の温めを習慣づけると血めぐりが良くなり、冷えが緩和されるだろう。
日中は、仕事や家事であわただしいが、休憩時間中でも構わないので、市販の蒸気が出るアイマスクなどを使用して目元を温めれば、さらに血めぐりも良くなる。
厳しい寒さによる「冷え」に負けない身体づくりの一環として、上記のような方法で、血めぐり力を向上させて健全な「睡眠」環境を整えていくことが、寒い冬でも元気で張りのある生活が送れる秘訣といえるだろう。
外部リンク
花王株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/
血めぐり研究会 supported by Kao
http://chimeguri.com/
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