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ソチ冬季五輪に出場中のフィギュアスケート女子の浅田真央選手が、ジャンプミスを連発し、ショートプログラムで16位と出遅れたことは記憶に新しいが、この件について東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務める森喜朗元首相が20日、福岡市内で講演し、「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」と辛らつな発言を行い、インターネット上などで批判を浴びている。
森氏は、浅田選手のジャンプミスを批判するだけでなく、団体戦に出場したことにも苦言を呈しており、「負けると分かっている団体戦に出して恥をかかせることはなかった」と持論を展開したという。

ネットユーザーからは「メダルがどうだ、出場するべきではないなどと、一流選手のプライドを傷つけ、最後の花道に泥水をかける発言をドヤ顔で連発！」「本人がショートプログラムで転倒、16位で苦しんでいる中、傷口に塩を塗り込むような行為」と散々なコメントが寄せられた。

森氏は以前にも「神の国」発言騒動で、歴史的な低支持率を招き、政権崩壊そして総選挙に至った過去がある。元首相という立場で、東京オリンピック組織委員会会長も務めていることから、今回の発言によって、何らかの物議を醸すことは時間の問題だ。

しかしながら、この森氏の発言を跳ね飛ばすかのように、浅田選手は日本時間21日午前0時から行われたフリーの演技で、トリプルアクセル（3回転半）など、コンビネーションも含めた8種類ものジャンプを全て成功させ、フリーの自己最高得点となる142.71点を叩きだし、合計を198.22点として、20人までを終え暫定トップに立っている。

アウェーの試合にも関わらず、浅田選手の演技前には会場から温かい声援が送られ、演技を終えた際にも会場全体が大歓声に包まれるなど、国内外で高い評価を受けてきた浅田選手の凄さが改めて証明される結果となった。

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石川2区選出 衆議院議員 自由民主党 森 喜朗 公式ウェブサイト
http://www.mori-yoshiro.com/