2014-05-05 14:00
その他
授業で『たまご落としコンテスト』をする大学がある!?

実践型授業で『たまご落としコンテスト』
実践型で面白い授業をする大学も増えてきているが、その中でも特に珍しい、地上40メートルからたまごを落としても割れない容器をつくる『たまご落としコンテスト』をする大学があるのを知っているだろうか。(画像は公式ホームページより)
材料はたった2つ!?
その大学は、芝浦工業大学。工学部応用化学科1年生の導入授業の一つで『たまご落としコンテスト』を実施する。学生は4人のグループになり、「A3サイズケント紙」1枚と、「セロハンテープ」という2つの材料だけで、地上40メートルからたまごを落下させてもたまごが割れない容器をつくらなければならない。
社会に出てから必要な能力を育てる授業
制約は材料だけではなく、「たまごにセロハンテープを巻きつけることは禁止」や「持ち込んだ接着剤やホチキスの使用も材料の追加にあたるので禁止」「製作の際に電源の使用は認めない」などがある。この授業では、社会に出たら特に必要となるような、与えられた制約の下での問題解決力、創意工夫力、協調性などが求められている。
これからの大学は社会に出て、活躍できる人材を育てることに力を入れた授業を増やしていくだろう。面白い発想ができ、このような能力を養った人材が社会に出てくるのを楽しみにしたい。
外部リンク
芝浦工業大学のプレスリリース
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/
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