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帝政ロシア時代の小説家・思想家であるトルストイが1875年に発表した珠玉の名作で、今日まで高い評価を得ている「アンナ・カレーニナ」。これまでも何度も映像化されてきた同作品だが、今回はキーラ・ナイトレイの主演によって映画化され、今月29日からいよいよ日本でも公開される。

ロシア文学の最高峰であるこの作品の映画化に取り組んだのは、今年度のアカデミー賞で助演女優賞を含む3賞を獲得した映画「レ・ミゼラブル」制作陣。

18歳で政府高官と結婚し、類まれな美貌でサンクト・ペテルブルグの社交界の花となっていたアンナ・カレーニナだが、愛の無い結婚生活に空虚感を抱えていた。そんなアンナがおちた最初で最後の恋の物語だ。

偶然知り合った青年将校から強い思いを寄せられ、戸惑いながらも惹かれていく気持ちを抑えることができないアンナは、とうとう地位ある夫との生活や社交界から離れて愛に生きることを決心する。

ロシアの華やかな社交界を舞台に描かれる究極のラブストーリーを、豪華絢爛な衣装や美術が彩る。今年度のアカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞したきらびやかな衣装やシャネルから貸し出されたというダイヤモン・ジュエリーなども見どころの一つだ。公開は3月29日（金）よりTOHOシネマズ日劇他、全国ロードショー開始。

外部リンク

映画「アンナ・カレーニナ」公式サイト
http://anna.gaga.ne.jp/