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2013-05-17 08:00

海外芸能

アンジェリーナ・ジョリーが乳がん予防で両乳房を切除したことを手記で発表

アンジェリーナ・ジョリー
乳がん罹患のリスクを下げるため
ハリウッド女優であり、ブラッド・ピットの婚約者としても世界中の注目の的となっているアンジェリーナ・ジョリーが、乳がんのリスクを下げるために両乳房を切除し、さらにこれを手記として発表したことから、大きな衝撃が走っている。

画像:Amazon

アンジーは今月14日、New York Timeの電子版で「My Medical Choice」と題した手記を発表、その中で両乳房を切除した手術のことやそこに至るまでの経緯、検査や自身の決心について告白した。

遺伝子検査の結果、乳がん罹患の可能性が高いことが判明
それによれば、アンジーの母親マルシェリーニ・ベルトランは、子宮がんを患い、10年近くもの長い闘病の末56歳で亡くなった。その体験から自らもがん罹患の危険性が高いと考えたアンジーは、遺伝子検査を受けた。

検査の結果、アンジーは子宮がん疾病の危険性が50%、乳がん疾病の危険性は87%ということが分かった。そこで彼女は、乳がんにかかるリスクを下げるために、両方の乳房を切除することを決心したのだ。

この手術のためにアンジーは、今年2月から4月までの3カ月間に3度も手術を受けなければならなかった。彼女はパートナーであるブラピと6人の子供以外には誰にもこの手術のことは話さず、ビバリーヒルズの病院では婚約者であるブラピが彼女に付き添った。そして両乳房を切除した結果、乳がん疾病のリスクは5%に低下したとのこと。

乳がん予防の一つのオプションとして
そして手術から3カ月経った今、アンジーはこの経験について自らの言葉で公表することにした。手記の中で彼女は、乳がん予防にはこんなオプションもあるということを世の女性に知ってもらいたかったと語っている。

この発表を受けてブラピが英Evening Standard紙に語ったところによれば、彼はこのアンジーの勇気ある決断を100%理解し、サポートしている。彼がアンジーに願うことはただひとつ、彼と子供たちのために健康で長生きをしていて欲しいとのことだ。


外部リンク

The New York Times
http://www.nytimes.com/2013/05/14/

The Evening Standard
http://www.standard.co.uk/news/celebritynews/brad-pitt
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