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韓国の女性は美に対する意識が高いため美容整形の話題は普通に交わされるという。韓国で美容整形が普通だという認識が高まるにつれ一般的な目や鼻などの整形手術以外に、長い期間の苦痛を伴なったり、長い回復期間が必要だったりする過激な外科手術の領域にまで、美容整形が進んでいるとAFPBB Newsが報じている。


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韓国では本来美容用途ではない顎矯正手術を推計、年間5000件行っているという。その内、52％の患者が顔のしびれなどの感覚障害になったとされ、その割合の高さに驚かされる。

ソウルの消費者保護当局での顎矯正手術関連の苦情件数は、2010年の29件から2012年には89件に急増した。しかし手術後の問題の殆どは届けられていないとみられている。

AFPBB Newsよると顎矯正手術の後遺症として、

などがあげられる。他には慢性的な顎の痛み、歯並びがずれる、口が変形する、笑顔が作れないなど深刻だ。

また、手術後に食べ物を噛めなくなり、涙腺が損傷して涙が流れなくなったことなどを理由に23歳の大学生が自殺したという。

美容目的の顎矯正手術の流行は4年前。ソウルの歯科が美容効果をうたって大宣伝した。人気が高まると美容外科医も顎矯正手術を始め、手術費用が下落して多くの人が利用できるようになったからだという。

男性支配の強い韓国では、女性は就職や結婚などの人生の局面を乗り切る切り札として、頭脳以上に美しさを求められている現実が背景にあるのだという。

外部リンク

AFPBB News
http://www.afpbb.com