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2013-08-11 13:00

国内芸能

松山ケンイチ主演映画「春を背負って」撮影に手応え

松山ケンイチ
立山連峰の山小屋を舞台にした映画『春を背負って』
大ヒット映画『劔岳 点の記』を撮った木村大作監督作品『春を背負って』の富山県・立山連峰での俳優陣の撮影が7月21日に無事終了した。富山県内での撮影は4月に始まり、立山・室堂、富士ノ折立などで撮影を行って来た。

画像は『春を背負って』公式サイトより。

標高3000メートルの撮影
山の麓の山小屋に何度も長期滞在した撮影隊。撮影後半は山の天候に左右され、天気頼みの撮影が続いた。晴天が見込めると分かれば、標高3000メートルの大汝山頂に向けて日も昇らぬ午前3時に山小屋を俳優陣を始め撮影隊が出発する事が何度もあった。俳優陣のスケジュールの事もあり、木村監督は精神的にも肉体的にもプレッシャーが続いたという。

7月13日に74歳を迎えた木村監督だが、若いスタッフが「監督が一番元気だ」認めるほど映画への強い思いとエネルギーでハードな撮影をこなして来た。残雪深い山頂へも自身の荷物を背負い、松山ケンイチ蒼井優豊川悦司達俳優陣もスタッフ同様にできる限りの荷物を背負い山頂に向かった。

木村監督がセットでは無く本物の厳しい自然の中での撮影にこだわる理由を「人間の感情を撮りたい。バックが山で自然の中に入ると人間は素直になる。それぞれの俳優さんも素にかえって芝居をしてくれる。過酷すぎる撮影だがその分感情が出ている」と、話している。

春を背負って
立山連峰で幼少期を過ごした亨(とおる)。厳格な父に反発し、金融の世界で過ごしていたが、父の訃報が突然届き帰省。久々に山に触れ、故郷に戻り父の山小屋を継ぐ決意をする。当初は山での生活に苦労するが、雄大な山の自然に心を癒されていく。山小屋に集まった人たちの姿を描き、人生の居場所とは何かを問う。

主演の松山はクランクイン前に木村監督と一緒に冬山に登り、豊川悦司を担ぎ歩くシーンもあるために強靱な体作りに励んだという。昨年は仕事を大河ドラマ「平清盛」の1本に絞り、映画から遠ざかっていた松山。

今年はドラマでは、この秋放送のテレビ朝日開局55周年記念ドラマ『オリンピックの身代金』に出演。映画では今年11月公開の『清洲会議』に出演、来春公開の『家路』に主演、そして来年6月公開予定の『春を背負って』の主演する。スクリーンに久しぶりに帰ってくる松ケンをファンは大きな期待で待っている。

外部リンク

春を背負って 公式サイト
http://haruseotte.jp/?type=fc

松山ケンイチ 公式サイト
http://horipro.co.jp/talent/PM026/
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