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2013-08-28 22:00

国内芸能

宇多田ヒカル、公式HPで母親の病を告白

転落死
精神の病に苦しめられていた事実を告白
今月22日にマンションから転落死した歌手の藤圭子さん(享年62)の突然の死について、世間ではさまざまな憶測が飛び交っている。そんなうわさに心を痛めてか、藤さんの愛娘である歌手の宇多田ヒカル(30)が26日、母の死に関して自身の公式サイトで初めてコメントを寄せた。



その中で宇多田は母である藤さんについて
「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました」(――宇多田ヒカル公式サイトより)

と衝撃の事実を明かした。

一部の報道では、藤さんの最近の様子について「精神的に不安定そうだった」「寂しいと嘆いていた」などと報じられているが、どうやらその裏には今回、宇多田が明かした「精神の病」が関係していたようだ。

宇多田は生前の藤さんの状態について
「幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とともに、家族も含め人間に対する不信感は増す一方で、現実と妄想の区別が曖昧になり、彼女は自身の感情や行動のコントロールを失っていきました。私はただ翻弄(ほんろう)されるばかりで、何も出来ませんでした」(――宇多田ヒカル公式サイトより)

と、母親の精神的な不安定さが原因で、宇多田自身も長年悩み続けていた様子がつづられている。

笑顔の思い出を残し逝った母
宇多田の父である音楽プロデューサーの宇多田照實氏も、宇多田の公式サイトを通じて藤さんの死についてコメントを寄せており、藤さんの病は宇多田が5歳くらいのときからひどくなり、再三にわたって藤さんに病院での診察を勧めたが、拒絶され続けたことなど苦しい胸の内を明かしている。

また、照實氏は藤さんが亡くなる8日前に藤さんから電話をもらっていたそうで、珍しく明るい口調で、元気そうな様子だったとも記している。

宇多田は自ら死を選んだ母について
「彼女の最後の行為は、あまりに悲しく、後悔の念が募るばかりです。」(――宇多田ヒカル公式サイトより)

と悔しさをにじませながらも
「悲しい記憶が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です。母の娘であることを誇りに思います。彼女に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。」(――宇多田ヒカル公式サイトより)

と記し、アーティスト・藤圭子を心から尊敬し、笑顔の思い出を残して逝ってしまった母をしのんだ。


外部リンク

宇多田ヒカル オフィシャル・サイト
http://emimusic.jp/hikki/from_hikki/
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