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映画や演劇、音楽、スポーツなどの有料放送番組を展開している株式会社WOWOWは、6月8日（現地時間7日）、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催された、アメリカ演劇界最高の権威である「第69回トニー賞授賞式」の模様を昨年に引き続いて生中継した。

今回、ミュージカル主演男優賞に「王様と私」のリバイバル公演で、主演を務めた渡辺謙がノミネートされ、受賞となれば日本人初となるため注目を集めていた。このブロードウェイ・ミュージカル初主演を「人生最大の試練」と考えていた渡辺は、授賞式開始前のレッドカーペットにてWOWOWのインタビューに答え、自分にもチャンスはあると思うが、どうなってもいいよう腹をくくって結果を待つと、正直な気持ちを語っていた。

結果として、ミュージカル主演男優賞は「ファン・ホーム」のマイケル・サルベリスが受賞。渡辺は、日本人初の受賞を逃すことになったが、「王様と私」は、9部門ノミネートのうち、ミュージカル助演女優賞、ミュージカル衣装デザイン賞、そして最も重要とされるミュージカルリバイバル作品賞など4部門で受賞を果たした。

ミュージカル助演女優賞を受賞したケリー・オハラは、6度目のノミネートにして念願の初受賞となり、渡辺も涙を浮かべて彼女を祝福。トロフィーを手にしたケリー・オハラは、作品を愛していることや、両親をはじめスタッフ・キャストへの感謝の気持ちを語り、そして渡辺のことは「本当に私の王様」と表現した。

WOWOWのスタジオからは、宮本亜門と八嶋智人を案内人に、スペシャルサポーターとして、日本ミュージカル界の大スター・井上芳雄、そしてゲストに黒柳徹子を迎えて授賞式の様子を見守っており、宮本は渡辺のことを、

と分析。黒柳は受賞できなかったことは残念だが、渡辺にはまだまだこれから希望があるとコメントし、笑顔を見せた。

有名スターが次々と登場した豪華な授賞式の模様は、6月13日夜8時より「WOWOWライブ」にて字幕版を放送予定だ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社WOWOWのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002737

第69回トニー賞授賞式　WOWOW特設ページ
http://www.wowow.co.jp/stage/tony/