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女子サッカーなでしこリーグの絶対的エースとして活躍し、INAC神戸に所属する澤穂希（36）選手が30代の一般男性と今月8日に入籍したことを、所属するクラブの公式サイトで11日、電撃発表した。気になる結婚相手の素性について澤選手側は「温かく見守ってほしい」ということで、氏名や顔写真の公表を控えていたのだが、12日放送された『情報ライブ　ミヤネ屋』（読売テレビ：毎週月～金、午後1時55分～午後3時50分）の中で、ついに澤選手の結婚相手の素性が明らかになった。

ミヤネ屋の報道によれば、30代の一般男性と報じられた澤選手の結婚相手は、元Jリーガーで、現在はベガルタ仙台でフロントスタッフ（強化育成部）として働いている辻上裕章（38）氏。辻上氏は高校時代を米国で過ごした帰国子女で、日本に帰国後、早稲田大学に進学し、サッカー部でレギュラーとして活躍。その後、ベガルタ仙台の入団テストを受け、左サイドバックを中心に活躍した人物だそうだ。

現役引退後は、得意の語学力をいかし、日本サッカー協会や柏レイソルで通訳を務めたほか、現在は古巣のベガルタ仙台でフロントスタッフとして働いているという。

クラブの公式サイトに掲載された澤選手の直筆の書面によれば、結婚相手とは10年来の友人で昨年末に交際をスタートさせ、今年に入って結婚を意識するようになったと記されている。辻上氏の現役選手としての時間は短かったかもしれないが、澤選手と同様、サッカー選手として活躍し、サッカーを愛し、ともに海外生活を体験している身だけに、共通の話題も多く、澤選手の喜びや苦労を分かち合うには最高の相手だったようだ。

澤選手はピッチで見せる雄姿とは対照的に、筆まめで、ファンから贈られた花を部屋に飾り、料理上手で知られる。過去のインタビューで自身の結婚観について問われた際には「サッカーをやり切ったら、今度は妻として母として頑張りたい」と答えており、それを裏付けるかのようにW杯での日本代表引退を表明しているが、来年8月のリオデジャネイロ五輪を目指すなでしこジャパンにとって欠かせない存在なのは言うまでもない。人妻となり、最強の伴侶を得てより一層強くなった澤選手の今後の活躍が楽しみだ。

外部リンク

INAC神戸
http://inac-kobe.com/

ベガルタ仙台
http://www.vegalta.co.jp/