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歌手で俳優の福山雅治（47）が、俳優の故・高倉健さんが主演した映画「君よ憤怒の河を渉れ」（1976年公開）のリメイク作品に主演することが16日、発表された。

こちらは、香港・中国合作の映画となっており、制作費約35億を投じる大作。タイトルは『追捕　MANHUNT』で、『レッドクリフ』などで世界的に知られるジョン・ウー監督がメガホンをとる。また、中国出身の俳優・チャン・ハンユーが福山とダブル主演を務めることも同時に発表された。

高倉健さん主演の日本版は、1978年に中国全土で公開され、彼が同国で一躍人気者になった作品。今回のリメイク作は、中国語、英語、日本語の3カ国のセリフが用意され、ロケは今夏、全て日本で撮影が行われる予定となっている。

このリメイク作には中国でも期待がかかっており、高倉さんが演じた無実の罪を着せられた検事・杜岡役を杜秋（ドゥ・チィゥ）弁護士役に変更してハンユーが演じ、福山は故・原田芳雄さんが演じた、杜岡を執拗に追跡する作品のキーマン・矢村警部役を演じる。

ジョン・ウー監督との初タッグとなる福山は、これだけの激しいアクションシーンがある作品は初めての経験だが、監督がジョン・ウーであること、さらに舞台が日本であることに心からやりがいを感じているとのこと。また、ダブル主演のハンユーとの共演も楽しみにしており、この作品がアジア全体、さらには世界に発信できればうれしいとコメントを寄せた。

監督のジョン・ウーは福山について、人情も義理も厚く、とても人間味のある矢村警部役にマッチしていて、自身の中で思い描いていた唯一の人選だったとし、福山がこの役を演じてくれると聞いてとてもうれしかったと話した。

なお、日本での公開時期や配給などは未定となっている。

（画像は福山雅治オフィシャルサイトより）

外部リンク

福山雅治オフィシャルサイト
http://www.fukuyamamasaharu.com/