恋活ビューティーニュース

イタリアで行われたアンケート調査の結果によると、回答者全体の7％が、「追突などの軽い交通事故がきっかけで、事故相手と恋愛関係が始まった経験がある」と答えた。この調査結果は、イタリアのインターネット自動車保険比較サイト「Assicurazione.it」が発表したもので、内容は「イタリア人の交通事故と恋愛に関するアンケート」という一風変わった趣旨の調査になっている。

軽い事故から恋愛に至ったと回答したドライバーのうち、13％は現在もその相手と交際中だというから驚きだ。また、イタリアの全ドライバー数にこのパーセンテージを当てはめると、「600万人が自動車事故の相手と交際にいたった経験あり」ということになるらしい。

さらに、イタリアの全ドライバー中約50万人が「事故をきっかけに出会った相手と結婚にいたっている」という計算になるという（あくまでもパーセンテージから算出した目測）。イタリアのアンケート調査は意外とアバウトなケースが多く、今回の調査結果も実際の回答者数は明らかにされていないが、驚くべき数字だ。

イタリアでは2008年1月に『Scusa ma ti chiamo amore』という映画が公開された。ローマを舞台に30代後半で婚約者と別れたばかりのアレックスが、脇見運転をしてしまい接触事故を起こしてしまう。その相手がスクーターに乗った18歳の女子高校生ニキ。それがきっかけで彼女と恋におちていくというラブストーリーで、大ヒットとなった。この映画が、今回のアンケート結果にも大きな影響を与えていると思われる。

こういったアンケート結果は、なかなか日本では耳にしないので驚きばかりだが、事故であることには変わりはない。イタリアにおいても、日本同様、高齢者の事故件数の増加が問題となっている。恋する相手には勿論のこと、全ドライバーに、事故が起きないよう日々安全を心がけた運転をお願いしたい。

外部リンク

Assicurazione.it
http://www.assicurazione.it/