2011-05-12 01:00
その他
香港では今、中国本土で結婚相手を探す女性が急増している

香港で加速する女性余り
香港では近年、男女共に結婚相手を中国本土で探す傾向が加速している。最近は結婚適齢期を過ぎても結婚できない女性、通称「剰女」達が団体で中国に結婚相手を探しに出かけるという現象も起きているという。その一方で香港の男性達は
「香港女性は男性の職業や学歴、年収を重視する」
と嘆き、また香港女性達よりはまだ保守的である本土の女性との結婚を望む傾向にある。
男女人口比、ますます偏る
また、最新の統計によれば、香港の人口男女比は男性95に対し女性100。男女差は30年後には80:100にまでその差が拡大するものと見られており、香港女性にとっては結婚しづらい状況が今後ますます加速していくと見られている。そのため「剰女」達はグループで本土の福建省・アモイ市や泉州市などを訪れ、積極的に婚活に励んでいる。アモイの結婚相談所の責任者は
「団体だけでなく個人も含めると、ほとんど毎日のように受け入れている。彼女たちに人気があるのはビジネスマン。自分たちの生活と接点がない公務員などは人気がない」
と見ている。
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