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2011-05-23 15:00

その他

仙台の結婚業者、自粛ムード打開に心血注ぐ

震災
自粛ムードの打ち消しなるか
宮城県仙台市の婚礼業者などが、プランの割引や、結婚式の費用の一部を被災地に回すオプションなどを用意するなど、震災でキャンセルが相次いだ結婚式の需要復活に力を入れている。
「祝い事は希望になる」
との声もあることから、自粛ムードを打ち消し、地域の復興につなげたい考えだ。

割引、復興支援で需要を喚起
パレスへいあんは、営業を再開した4月28日から「復興応援プラン」を展開。50人対応の披露宴を68万円から58万円に割り引くほか、料金の一部を震災遺児支援に取り組む「あしなが育英会」に寄付するオプションも設けた。

また、婚礼事業のアートブライダルも平日10万円、土日祝日15万円の「復興ウエディング」を発売。ドレスやタキシード、新婦のメイクと写真1ポーズがセットとなっている。通常は30万円から50万円程度の費用がかかるという。

そのほかテルメトロポリタン仙台は婚礼相談・ドレス試着会を開催。MJQウェディングも予約不要の相談会を5月29日まで開催する。

震災直後は大きく落ち込んだ需要も最近はやや回復傾向にあり、MJQは
「5、6月はそれぞれ40組、7月は50組の予約が入っている」
と説明。震災で一人でいることが不安になったり、けじめをつけたいというカップルの声も多く寄せられているという。

外部リンク

河北新報社
パレスへいあん
アートブライダル
MJQウェディング
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