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結婚したい独身の男女は８割以上、でも恋人すらいない…そんな結婚と恋愛に関する調査結果が発表された。インターネット調査会社の株式会社マクロミル（東京都港区）は、１都３県（東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県）の２５～３９才の未婚男女に、「結婚と恋愛に関する調査」を実施。同様の調査は２年前にも行われ、前回と比較し結婚や恋愛における男女の意識の変化を調べた。

調査方法はインターネットリサーチで、調査期間は２０１１年１月２４日（月）～１月２６日（水）。有効回答数は５００名だった。

未婚男女に、将来結婚したいと思うか尋ねたところ、「今すぐにでも結婚したい」との回答は１３％、「結婚したい」が３７％、「できれば結婚したい」が３４％となり、合計で８４％の人が「結婚したい」と答えた。２年前に実施した調査と比較すると、女性で「結婚したい」という回答が８８％となり、前回調査時の７８％に対し、１０ポイント高くなる結果となった。

また“恋人”に求めるものを尋ねたところ、男女ともに１位は「優しい」で４割超。男性は次いで「顔が好み」で３割、女性では「金銭感覚が合う」「経済力」が２割超となった。

“結婚相手”には何を求めるかを尋ねると、男性は恋人同様「優しい」が４２％で圧倒的多数だったのに対し、女性は「経済力」が４０％でトップとなった。この結果から、女性は男性に比べて現実的で、特に“結婚相手”には経済力を重視する傾向があることがうかがえる。

結婚後どのような生活スタイルを希望するかという質問では、男性の６８％が「夫婦共働き」を希望するという結果に。女性も同様に６５％が「夫婦共働き」と回答しトップだった一方で、「専業主婦」を希望する女性も３４％いた。

さらに、現在恋人がいるかという質問では、「恋人がいる」と回答した人は３８％と少数だった。「いないが欲しいと思う」は４９％、「いないが欲しいと思わない」は１３％。合計すると６２％もの人が「恋人なし」という結果に。

男性には、彼女にしたい人がいたらどんな行動をとるかという質問も。「積極的に自分からアプローチする」という回答は３１％にとどまる一方で、「相手からのアプローチを待つ」が１７％、積極的にいくか待つかは「どちらともいえない」が５２％と積極的にはアプローチしない男性が７割という結果だった。

先行き不安な将来。社会が不安定の中、女性の結婚願望は高まる傾向にある。それに対し恋愛にがつがつしない、草食男子が増殖中で、女性が肉食化しなければ、なかなか結婚には繋がらないのかもしれない。

外部リンク

マクロミル
http://www.macromill.com/

調査結果詳細
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0272852_01.pdf