2011-02-15 12:00
その他
教会前で誘拐された新婦、2時間後に戻って無事に結婚

車ごと連れ去られる
ブラジルで1月末に、花嫁が教会の前で誘拐され、車や宝石類などを盗まれたものの2時間後に自力で無事教会に戻り、式を挙げるという事件が発生したと、国際ニュースコミュニティのAFPBB Newsが報じた。教会側が暴力反対キャンペーンの一環として紹介した。事件が起きたのはクリチバ(ブラジル南部の都市)にある教会。会場に車でやってきた新婦のマリエレ・コレアさんは、突然乗り込んできた強盗に車ごと連れ去られた。車内にはコレアさんのほか、介添人を務める予定だった10歳の少女と友人が同乗していた。
※イメージ
教会から10kmの場所で降ろされる
誘拐犯は結局、コレアさんを20分ほど車で連れまわしたのち教会から10kmほど離れた場所でコレアさんを降ろして逃走。コレアさんは電話を借りて、新郎で警察官であるグラウシオ・ルイス・コレアさんに連絡し状況を説明。その後タクシーを拾い教会に戻って結婚式を行った。コレアさんは
「犯人の1人に聞いたの、『わたしは結婚させてもらえるのかしら』って。そしたらその男はわたしを見て、『お前の夫になるべき男は、もはや妻を亡くした男だよ』と言ったわ」
とブラジル日刊紙のオ・グロボの取材に対して語った。
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AFPBB News
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