2011-02-16 21:00
その他
難病と戦う娘と母の合同結婚式、沖縄で

一生忘れられない式に
沖縄の本部町にある海洋博公園熱帯ドリームセンターで、原因不明の難病である「混合性結合組織病」と闘う那覇市の宮城君江さん(22)と母の三宅敏江さん(46)が合同で結婚式を行った。二人は涙ながらに
「大事な人と一緒に挙式ができて夢のよう。今日を一生忘れない」
と、互いに幸せになることを誓った。
親子でそれぞれ愛を誓う
敏江さんは夫の暴力が原因で離婚したあと2003年に再婚を行い、君江さんも2005年に結婚したが、ともに挙式は行っていなかった。君江さんは数年前から病を患っており、現在も闘病中だ。式では敏江さんの次女と君江さんの長女が花束を持って入場を先導。その後二人の夫がそれぞれ新婦のベールをはずして、永遠の愛を誓ってキスをした。
式は、FM沖縄の「ハッピーアイランド」の事情があって式を行っていないカップルに挙式をプレゼントするという企画「オーキッド・ブライダル」として実施され、同番組内でも式の様子が紹介された。式には海洋博公園と結婚式場案内のビックブライダルも協力した。
なお、混合性結合組織病は女性が圧倒的になりやすい病気で、原因などはいまだにわかっていない。現在日本には約8600名の患者がおり、手の腫脹やレイノー現象(手や指が蒼白くなる)といった症状が現れる。
外部リンク
ビックブライダル
海洋博公園
ハッピーアイランド
難病情報センター 混合性結合組織病について
沖縄タイムス
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