2011-02-19 10:00
その他
イギリスで教会での同性結婚式が容認される見通し

婚姻法改正の方針明らかに
イギリスの内務省は13日に婚姻法を改正し、同性カップルが教会をはじめとする宗教施設で挙式を行うことを認める方針を明らかにした。イギリスの日曜紙、サンデー・テレグラフの報道によると、イギリスで同性婚を宗教儀式として行うことが認められるのはこれが初となる。
一方、高級日曜紙のサンデー・タイムズが、婚姻法の改正については、結婚の定義が変わりかねない象徴的な動きだと報じた。
保守からは反発も予想
イギリスでは2005年12月施行の「市民パートナーシップ(Civil partnership)法」で同性カップルにも異性間の婚姻とほぼ同等の権利が認められているが、結婚式は無宗教形式でなければならないとされている。内務省報道官はさまざまな識者・団体に意見を聞いた結果、市民パートナーシップの次の段階として、各宗教団体が同性結婚式を行うことを是認する方向で政府は検討していると述べた。
この改正は同性愛者の権利団体などから歓迎されることが予想される一方、保守層・教会などからは反発が出ることが予想され、すでに英国国教会は傘下の教会などでの同性婚儀式を認めないと明言している。
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AFPBBNews
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