2011-02-28 17:00
その他
同成婚を認めない法律は「違憲」裁判で争わぬように指示 米

ホルダー長官も支持
結婚は男女間のみのものであるというアメリカの婚姻保護法が憲法に違反するかどうかを検討する裁判で、オバマ大統領が同法は違憲であるという見解を示し、この点については法廷で争わないよう司法省に指示した。ホルダー司法長官が2月23日に発表した。野党からは反発も
司法長官によれば、オバマ大統領は差別の歴史やさまざまな要因を考慮した結果現行の婚姻保護法の条項は違憲であるとの結論に達した。この判断に基づいて、ニューヨークの連邦高裁で係争中の2つの裁判での弁護を中止するように司法省へ指示したという。ホルダー長官はこの決定を全面的に支持すると表明した。裁判官で原告側は婚姻保護法の規定は同性愛者への差別だと主張。政府の反対弁論の提出期限が3月11日に迫っていた。
しかし、野党共和党からは、雇用や歳出削減をはじめとする課題が山積みの中、政府がこうした発表を行ったことに対し反発があがっている。
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CNN.co.jp
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