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テキサス大学オースティン校のバス教授らが進めた研究により、交際相手に求める条件として「お金」を掲げる中国の若者の割合は、以前より増加していることが判明した。

バス教授らは、1983年に行われた国際的な調査のデータと、08年に行った調査のデータを比較。

1983年のデータのうち、比較の対象には中国人男女500名を採用した。結婚相手の条件についての項目には「性経験の有無」「経済力」「健康」などを挙げている。

また08年の調査は中国の若年層1060人を対象に行ったもの。回答者には結婚相手に求める条件をランクづけしてもらっている。

これらの調査によると経済力を重要と考える回答者の割合は、1983年では33％に過ぎなかったが、2008年の調査では約2.7倍の89％まで増加している。また、男性に対し将来の夢や社会的な地位、勤勉さなどを重視する女性の割合は、83年よりも大幅に増加している。

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UPI通信社