2011-03-15 23:00
その他
恋愛の状況を大学に届け出ることを「義務化」 ネットユーザーからは賛否両論

大学側が生徒に恋愛状況の報告もとめる
今年の3月7日、中国の福建大学の学生達が、SNSやブログを活用して、自分の大学に関する熱い議論を繰り広げた。議論の発端は、同大学で導入された「恋愛実名制」という制度だ。「困ったときに助けてくれる」等の意見も
この制度は学生が学校に恋愛の状況を登録するというもの。この決制度の存在が明らかになったのはある学生がネット上のミニブログに動向の恋愛調査を報告したことがきっかけ。次いでこの学生は「この制度は恋人同士の感情を合理化できる」「恋人同士のケンカが起きた際は必ず学校側に報告しなければならず、指導者が迅速に2人のケンカの仲裁をしてくれる」
とこの制度に一定の評価を下した。また、別の学生は実際の恋愛調査で使われた用紙をネット上で公開。用紙には名前欄等のほか、現在の恋愛状況に関する質問が記載されている。
一見大きな批判が起こりそうなこの制度だが、ネットユーザーからは
「今の大学生の心のストレスは大きい。恋愛が招く問題も多く、遊びの恋の歯止めにつながるのでは」「学校が学生の恋愛状況をよく知っていれば、失恋をしたときに助けてくれるはず」
等の肯定的な意見も多い。もちろん
「学生の権利侵害だ」「こんなものはまったく役に立たない。今は中学生だってみんな恋愛しているのに」
等という反対意見も少なからずある。地元紙の取材に対し同校教員は
「この制度は全学生が対象なのではなく、また、赤裸々に恋愛について報告してもらうことを意図しているわけではない」
と回答。あくまでこの制度の目的は学生の身を守ることであるとしている。外部リンク
ナリナリドットコム
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