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2011-03-17 20:00

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同性婚、「損する人がいない」ので認めて!

米カリフォルニア州
憲法違反か否か
アメリカ・カリフォルニア州のカマラ・ハリス司法長官が、連邦控訴裁判所に対して、地方裁判所の判決に対する控訴審の判断が決定するまでは、同性愛者の結婚を禁止する命令を解除することを求めた。

判決覆る確率低い
同州では2008年に同性婚は違法であるとする州憲法改正案「提案8号」が可決されたが、同州連邦地裁のボーン・ウォーカー判事は2010年8月に、同性婚を禁止することは憲法違反であるとの判決を下していた。

これを受けて同性婚反対者は、ウォーカー判事の判決に対して不服申し立てをしている。ハリス司法長官は
「提案8号は違憲だとするウォーカー判事の判決が覆される可能性は低い」
との理由で措置を解除するように求めた。また、ハリス司法長官は
「同性愛のカップルが結婚を許可されたとしても同性婚反対派が被害を受けることはない。同性婚が禁止されている限り、同性愛のカップルの憲法上の適正手続きや平等保護に関する権利が侵害されている」
としている。

控訴裁は2011年1月に、カリフォルニア州最高裁に対して、
「州当局が同性婚の禁止は違憲との判断を下した後で同性婚反対派が提案8号を主張できるのか」
に関して判断を仰いでいる。同州高裁は、早ければ9月に控訴審の口頭弁論を行う意向を示している。

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