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2011-03-23 12:00

その他

新潟県の避難者に結婚式場運営会社がフランス料理を炊き出し

聖籠町
避難者にも笑顔広がる
約300名の福島県南相馬市の東日本大震災の被災者が避難している新潟県聖籠町町民会館で3月21日、新潟市などで結婚式場を運営している品川区の会社「テイクアンドギヴ・ニーズ」がフランス料理の炊き出しを行った。

被災者のほうから話しかける場面も
「テイクアンドギヴ・ニーズ」には2004年におきた新潟県を中心に発生した中越地震を経験した社員がおり、福島県内にも式場を持つことから被災者支援を実施した。

食材は地震の影響でキャンセルされた食材を活用。本社からやってきたシェフら30名が準備に当たった。ポトフやミネストローネなどの温かいスープも振舞われ、被災者のほうから
「おいしそうですね」「ワインが飲みたくなった」

とにこやかに話し掛ける場面もあった。

家族9名で避難してきた南相馬市在住の江口トク子さん(59)は
「生野菜は本当に久しぶり。孫にも好きな肉や野菜を食べさせられてよかった」

と話し、トク子さんの孫の捷瑛君(8)は
「フランス料理なんて食べたことないからおいしかった。おなかいっぱいになった」

と笑顔を見せた。

外部リンク

テイクアンドギヴ・ニーズ
新潟日報
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