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中国の特別警察の隊員は、訓練や任務に明け暮れる日々の中、異性との出会いがほとんどなく、恋愛は縁遠くなってしまっているという。今回、北京の特別警察は一般市民との交流イベントを計画。未婚・彼女がいない隊員のために“お見合いイベント”を敢行し、大盛況だったという。　中国メディアの東方虹網などによれば、特別警察の“お見合いイベント”3月下旬に開催された。北京市公安局巡特別警察本隊開催の「警菅開放日（警察と一般市民の触れ合いイベント）」で同時に開催されたという。

中国では、「特別警察」は一般の警察と異なり、市民にとっては秘密の多い“謎”の存在らしい。「警菅開放日」では、普段あまり目にしない特別警察の職務内容や最先端の装備などを間近に見ることができたり、特別警察が実際に行う訓練を体験できることもあって、当日は老若男女5,000人以上が参加した。

そんな中行われたのが、“お見合いイベント”。独身の特別警察隊員54人の写真やプロフィールを公開し、市民との縁結びを行った。この“お見合いイベント”は大人気となり、500人ほどの交際希望者が殺到した。希望者は若い女性がほとんどだったが、中には孫娘の結婚相手を探しに訪れた70歳のおばあさんなどもいたという。隊員の写真やプロフィールが掲載された自己紹介ファイルは激しい争奪戦となった。

“お見合いイベント”に参加した隊員の1人は地元紙に対して、普通の女の子と友だちになれるだけでもとても嬉しいと語るなど特別な時間だった様子。厳しい任務が多く秘密が多い特別警察は、異性と出会うチャンスがほとんどなく、結婚相手を探すのはとても困難だという。このイベントが、彼らの生活の糧になることを、関係者も望んでいるようだ。

外部リンク

中国特別警察「お見合い大会」ニュース　東方虹網
http://www.dfhon.com/news/2011325/n7860159269.html