2011-04-12 13:00
その他
宮川大助・花子夫婦の歩んだ35年、「つないだ手と手」で描く半生

宮川大助・花子夫妻、結婚35周年記念公演
日本を代表する夫婦漫才師である宮川大助・花子夫妻の結婚記念日にあたる4月9日(土)、『宮川大助・花子 結婚35周年記念「つないだ手と手」』がなんばグランド花月にて開催された。3月には平成22年度(第61回)芸術選奨文部科学大臣賞大衆演芸部門も受賞するなど、名実ともに“浪花の夫婦漫才師”として活躍してきた夫婦は、「つないだ手と手」で山あり谷ありのふたりの半生を描いた舞台と漫才を披露し、多くの人に感動と笑いを与えた。家族の絆は“いろんなことがあって深まってゆく”
第1部は舞台。2007年2月5日夜、ダンスの稽古中に脳内出血で倒れた大助(本人役)は意識を取り戻しつつも、左半身が不自由になってしまう。家族みんなが沈み込む毎日を乗り越え、家族の絆を取り戻すまでが、笑いあり涙ありで描かれた。第2部では、まず大助・花子ファミリーの一員である川上じゅんの腹話術からはじまり、大助・花子が登場。平成22年度(第61回)芸術選奨文部科学大臣賞大衆演芸部門を受賞した漫才、「Yesといおう」を披露した。夫婦仲良しの秘訣を盛り込んだ、これぞ夫婦漫才!という掛け合いは、会場を笑いで包み込んだ。
最後は東日本大震災の被災者の方々へ向けて「頑張ろう、ニッポン!」と大きな掛け声をかけて幕を閉じた同公演。終演後のロビーでは、この日発売となった花子の自伝エッセイ『夫婦の轍 つないだ手と手を離さないで』のサイン本即売会と、出演者による東日本大震災の義援金協力の募金活動も行われた。
夫婦、家族の絆は“最初からあるんじゃない。楽しいこと、つらいこと、いろんなことがあって深まってゆく”という心に残るメッセージが込められた同公演は、震災後の日本に力を与えたに違いない。
外部リンク
吉本興業株式会社 | 宮川大助・花子
http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=264
関連する記事
-
2016-12-05 15:00
-
2016-12-01 19:00
-
2016-09-04 19:45
-
2016-08-07 14:00
-
2016-07-24 20:00