2011-04-28 11:00
その他
婚約指輪や結婚指輪、震災後に売上増加

震災後、婚約指輪や結婚指輪の売り上げ増
東日本大震災の発生後、意外なものの売れ行きが増加しているという。それは婚約指輪や結婚指輪で、“震災によって恋人同士の感情がさらに深まり、結婚への願望が芽生え始めた”と香港メディアの文匯網が分析している。日本の有名デパートの担当者によると、4月1日から19日までの婚約指輪の販売量は前年同期比40%増、結婚指輪は25%増となった。震災が発生した3月の需要が4月の売り上げに影響しているとはいえ、この伸び幅は通常の状況下では考えられないともいう。
震災を通して改めて考える「絆」
指輪を購入するカップルの様子を見ると、多くのカップルたちが、3月11日の東日本大震災で互いの絆をさらに深め、結婚を決めていることが伺える。カップルの中には婚約指輪を飛び越して、結婚指輪を買う人もいるという。結婚に関心がなかったという恋人が、震災直後に“こういう時だからこそ、大切な人と一緒に家庭を作りたい”と言いだした例もある。
阪神淡路大震災の直後も今回と同様、結婚関連の商品の売り上げが伸びたという。震災がもたらしたものは多くが悲しみや不安や絶望だったかもしれないが、それ以外のところで、より家族や恋人との絆を深め、確かめ合うきっかけとなったのかもしれない。
外部リンク
文匯網
http://wenweipo.com/
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